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積層曲面の理想とスキルのギャップ

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MDFとは違って時間がかかる作業です。
木目を活かそうと檜を使ってみましたが、
無垢の板材は手に入らず、檜の集成材です。

木目は細かく角度を変えていて、曲面はほぼ木口。
ヤスリで何とか3次曲面らしいものが出来ました。
思った以上に複雑な木目模様(汗)。

平面や角を残すことで曲面を少なくしていますが、
こんなものを箱全体に施す方がいらっしゃると思うと、気が遠くなりそうです。
オスモのクリアーを塗って色が深まると、ポツポツと細かい傷も見えてきました。
自分のスキルでは、やはり妥協しないと終わりませんね。
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築層桧の曲面化

もう少し涼しくなってからやろうと思っていたのですが、
そうすると蚊が出てくるので、意を決して今日は難易度の高い木工作業に終始。

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木目と響きに拘って、桧の築層構造でユニット周辺を仕上げることにしましたが、
ほぼ木口の加工になり予想どおり大変な作業です。

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ありったけの道具を使った手作業。
電動工具があれば楽に造形できそうですが、無いものはしょうがない。
サフォーム(赤いやすり)とのこぎりをメインに平のみも使いながら、
何とか思い描いた形になりましたが、修正は必要です。

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修正は後日ゆっくりと。
昨日の雨と、暑さが和らいだせいか、蚊も増えてきました。
蚊取り線香が1本燃え尽きるまでには作業が終わりましたが、
気が付けば8カ所も刺されていました。

ゆらぎ組み立て法?をちょっぴり進化

バックロードホーンの鳴き(ホーン臭さ)はCWホーン特有の癖であって、
本来のバックロードホーンには癖はない…というのが持論で、対策してきました。
その一つが『ゆらぎ組み立て法』です。
今回はそれを少し進化させてみました。
小・中・大と長さの異なるホーン壁にそれぞれ補強を付けたところです。

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昨年までは長さに関わらず全て左の様に補強していましたが、
今回3種類の補強パターンで作っています。
音道壁が同じ長さで続くよりも、長さが異なる方が、癖が出にくいのではないかという仮説が設計ポイントにあります。

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車内放置で反ってしまった外壁を修正しながら貼り付けています。

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この補強の付いた音道壁を側板にスコヤを当てながら貼り付けていくと組み上がっていきます。

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円形スロートから第2空気室を通ってCWホーンへ繋がります。
今回ヘッド部分を桧で曲面化する予定ですが、
12mm厚を10枚貼り重ねると123mmになり、3mm飛び出してしまいました。

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鉋をかけて面を揃えるのは簡単ですが、
この階段形状を上手く曲面化できるかどうかが最大の難関です。

メインスピーカーが再びstereo誌に

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今日、音楽之友社からStereo9月号が届きました。
長岡スピーカーの特集として読者に記事を募集しているのをStereo BLOGで見つけて、
我が家のメインスピーカーについて投稿したのが掲載されました。
その掲載見本として届いたようです。

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「私と長岡鉄男」の特集の36Pに載せていただきました。
インスパイアされた物でも良いということで、2001年に制作した、
オリジナルスピーカーRF D-508についての記事ですが、
それ以前はD-7改を使用していたので長岡ファンは隠せません。

記事ではさらりとしか触れていませんが、
FE208ESは最強の20cmフルレンジですが、飼い慣らすのは難しく、
低域が出ないという意見が多い。
原因は背面開口が狭いことです。

特殊なバッフル形状にしないと、背面の空気が抜けきれず、
大入力をぶち込んでボイスコイルを焼いてしまう人が多い。
リングアダプターP208を咬ませるとさらに悪化します。

ゆったりと抜けるようにバッフル裏を加工すると、
超低域までフラットに力強く再生するユニットです。
同時に中高音の歪みも取れて大変身します。

この音を知らないでFE208ESを諦める人が多く、とても残念。
再び長岡BHが注目されているようなので、
これを機にFE208ESの人気も再燃して欲しいと思います。

新作の音道壁と補強板の加工

お盆になり、災害復興ボランティアも一時お休みに入ったところもあり、
休み無しで頑張っているところもあります。
戸外は引き続き猛暑ですが、
土砂撤去に比べればどうってこと無い作業なので、音道板の加工を一気に行いました。

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補強材は、切り出した9mm厚板を袈裟懸けの様に少し斜めに2分することで
左右の材料を同時に切り出します。
誤差が最小になるように鋸刃の薄いものを使って切断。

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↑画像のパーツは一番小さいスロートの補強材です。

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音道壁(12mm厚)の斜めになる木口は、今回、緩めの角度なので、鉋を使用。
削りすぎないように、予め角をマジックで塗って、これが消えないようにギリギリまで削ります。

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実物大設計図に置いて確認しますが、誤差は少ない様で一安心。
順調のように見えますが、一対の音道壁を切り忘れていたり、
逆に2対も切っていたり、設計図を計り間違えて寸足らずだったり、散々でした。
何とか余材でやり繰りできたので良かったのですが、これも暑さのせいにします。

普通はやらないイモ継ぎ板

桧で構成する新作BHの側板を、炎天下の車に放置していたために反ってしまいました。
それでも桧は素直で、室内に放置していたら1日で元に戻ってくれました。

様子を見ていて気付いたのはラワン合板とは伸縮率が違うので、
計る度に微妙に長さが違います。

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そんなこともあり、桧とラワンを木口でつないで響きをコントロールしてみます。
もはや失敗を修正したようにしか見えない工法。
タボが1本だけなのは、2本で繋ぐ精度を出す自信がない訳で、
タイトボンドの接着力任せです。

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繋ぐ長さも2種類に変えていますが、
側板の左右で、継ぎ位置を変える安全策をとりました。
果たして意味があるのか、無いのか。

ぼちぼちと新作BHに取りかかる

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猛暑でやる気のでないコンテスト機制作ですが、
今回は色々考えることがあって材料集めから趣向を変えてみました。
ホームセンターに通うと、大量の合板が次々入荷していますが、どんどん捌けているようです。

豪雨災害の影響だと思いますが、普段見かけない種類の板もありました。
東日本震災の時には一時期、姿を消した合板達ですが、今度は逆の立場なんですね。

今回、一つの試みとして桧をメインに使ってみます。
この所、桧のミニバスレフを制作して、その自然な響きに魅了された様で、
この響きを取り入れられたら…という想いです。

画像中央の板がスロート穴で円形のスロートは初の試みです。
さて吉と出るか、凶と出るか。

家で楽しむ長岡の花火大会

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先ほど長岡の大花火大会が終わりました。
たまたまBS放送を観ていたら長岡の大花火大会の生中継をやっていました。
今年は広島の花火大会が中止になったので、
これは観なくっちゃとメインシステムにも灯を入れました。

メインスピーカーは20cmのFE208ESのBH なので、花火は得意中の得意です。
といって、そんなにボリュウムを上げなくても臨場感たっぷりに楽しめました。
観客の拍手もサラウンド的に部屋に広がり、雰囲気が良く分かります。
やっぱり打ち上げ花火は音も大切ですね。

これで75インチ位あれば満足なんですが、物理的に無理。
でもいつかは大画面を置きたいですね。

OM-MF5の気になるF特

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OM-MF5のコンテスト機の構想は進んで、設計図まではできていますが、
これが決定かどうかは大いに迷っている最中です。

いつもの様にCW形式のBH構成ですが、
F特の124Hzを中心とした山を見る限り、最もBHに適さない特性のように見えます。

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しかし気になるのは珍しい形の最低域の伸びで(赤い矢印)、
これに似た特性図を持っているのがFOSTEX BC10です。

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BC10は、かれこれ25年くらいサブスピーカーとして使っていますが、
10㎝BHとしては驚くほど深く豊かな低域を再生してくれます。
これがダンパーの柔らかさや振動質量の軽さ(2.2g)からくるものなのか、
コーンの強度からくるものなのかは分かりません。

マークオーディオの解説ではXmaxを大きくとっていることを前面に出していながら、
必然的に強度や軽さにも力を入れていることが分かります。

今回BH制作で、その辺のことが分かってくるような気もします。
本来なら試作を幾つかやるべきでしょうが、
ゴミは出さない主義(本当はそんな余裕がない)なので、一発勝負。
だから迷いが出ます。

環境がオーディオをつくる

外の様子を見ると、まだ台風12号の接近は感じませんが、
マツダスタジアムの応援の音は良く聞こえてきます。
市内の花火大会が中止になったので、カープの試合だけは頑張りましょうということですね。

台風の雨が心配で、職場の同僚の中には「マイカーを職場に避難させておこうか…」という人もいました。
未だに豪雨被害は続いています。
市内中心部は被害が無いのですが、被災地とそうでないところの差が激しい。
この差は何だろうかと不思議に思う。
ちょっとした環境の違いだけなのですが…。

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そんな想いの中、
先日買った「バックロードホーン・スピーカーをつくる」を読んでいると
オーケストラ指揮者の大井剛史氏が、数あるスピーカーの中から
スーパースワンを演奏&リスニングルームに導入された記事がありました。
ユニットはFE108sol。

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オーディオショップでスピーカーだけが、なかなか決まらなかったのは
『僕の知っている楽器の音ではありません』という理由でした。
この言葉は僕にとっても重要で、職場では毎日吹奏楽の音を聴いています。
その影響で僕も本物の音がするバックロードホーンが好きになったのかもしれません。

ただ、あまり聴く機会がないのがバイオリンです。
このバイオリンだけは再生音がどうなのかと自信がありません。
以前、宝塚歌劇の公演で聴いたバイオリンの音に鳥肌が立ったことを思い出します。

そう考えるとやっぱり環境に左右されていますね。
我が家の再生音は職場の環境に依ってつくられているということになります。
普段、職場では五月蠅いなぁと思う楽器の音ですが、
耳に刻み込まれた音の大切さを改めて感じました。
プロフィール

アールefu

Author:アールefu
バックロードホーンに魅せられた自作歴30年のクラフターです。
低コストで高音質な音をリビングで楽しむために日々取り組んでいます。

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