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一山越えたかOM-MF519BH制作

昨年の教訓を活かしてもっと完成度を上げようとは思っていますが…

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どうやってこの曲面を出したのかあまり覚えていません。
ブログの記録を読み返すとサフォームやのこぎり、平のみを使ったようですが、
サフォームが見当たらない。

逆にサフォームに依る傷がなかなか消えなかったことを思い出しました。
色々探してみるとブランド物の木工ヤスリが見つかったので
今回はこれをメインの道具にして曲面化していきました。
流石、木工用なのでスムーズに曲面が作れます。
暑い中、夢中で削り、丸1日かけてやっと仕上がりました。

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何とか昨年よりは完成度が上がったような気がします。
昨年のヘッドとは違って、ユニットの位置を少し上にずらしている分、
空気室が複雑に成りました。
これが吉と出るか凶と出るか。
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OM-MF519BHは進化しているのか?

台風が迫る中、一番の難関であるユニット周りの造形に取りかかります。

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本棚に本を並べるようにヒノキ集成材を貼り付けていきますが、
このシーンは昨年とまったく同じ。
12mm厚の板を10枚束ねると12cmには収まりません。
計算どおりには行かず、今年もまったく同じ問題で足止めを食らいます。

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ボンドの厚みだけではなく、ヒノキがボンドの水気で膨らんでいるかもしれません。
飛び出した部分を鉋がけして、いよいよ側板を貼る。
この作業は慎重に進めないといけません。

小澤先生はバックロードの組立記事の中で一般的な白い木工用接着剤を進めています。
特に最後の側板で蓋をする際に、
流れやすいタイトボンドでは隙間ができやすいと指摘されています。
確かにその通り。

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そこで対策として、
蓋をする際、軽く押さえてからすぐにひっくり返してしっかりと加重しました。
これなら流れ落ちることなく、
はみ出したボンドもそこにとどまって隙間を埋めてくれるはずです。

画像の底の方からボンドがはみ出しているのがわかるでしょうか。
とにかく見えない内部には気を使って損はありませんね。

慎重に組み立てても誤差が出るBH

今回も「羽状曲折型」構造のBHで、
板の木口の斜めカットが以前の半数で済みます。

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組立はボンドだけで行っていますが、側板に対して垂直に組むのが大切です。
スコヤを当てながら、重石を乗せてタイトボンドで正確に組んだつもりでも、
乾くといつの間にか少し傾いています。
位置も1㎜強ずれている(汗)。

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音道の途中の何カ所か数値が合っていれば問題ないのですが、
補強板を挟んだ構造は修正が難しく、最終的に何処かで誤魔化すしかありません。

もう一つ難しいのは内部配線の処理。

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塗装前にターミナルは取り付けられないので、位置を決めて配線しておきます。

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今回は、黒檀ベースは使わないで、安価な完成型ターミナルを少し補強して使います。

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クッションパッキングを剥がすと、ひ弱なベースが露わになり、
ここへエポキシパテを詰め込んでみました。

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すると思ったより重量も増えて、丈夫なベースになったようです。

昨年のは試作機ということで

OM-MF519用にBHの制作を始めています。

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まずは補強材から切り出し。
設計は昨年度のOM-MF5のサイプレスをもとに再設計をしたのですが、
書き上げてみれば殆ど同じ(汗)。
昨年度の失敗は揺らぎ補強材での2次反射共鳴。
共鳴音を排除するための対策だった「ゆらぎ組み立て法」のはずが、
厄介な音残りを発生させていました。

これまでも問題があったようで、反省しています。
そこで「ゆらぎ組み立て法」は撤廃して、新しく新案「タスキ補強」を取り入れました。

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おそらく例のない補強法のはずです。

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今回もヒノキの魅力を前面に出したデザインに成りますが、
昨年度のサイプレスは試作品だったことにして、さらなる完成度を狙ってみます。

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今年の「特選スピーカーユニット」をいきなり対策?

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19日に書店から入荷連絡があり、翌日購入した今年のマークオーディオの付録ユニットです。

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早速20Hz~20kHzのスイープ信号でチェックすると片方から異音が出ます。
ボイスコイルが少しあたっているようです。
2本の差が歴然だったのでガッカリ。

買い換えるのは嫌だし、交換するのも面倒くさいので、少し弄ってみました。
(※ここから先はフレームを弄ったことのない人は絶対に真似をしないで下さい。)
頑丈なフレームではないので、ユニット全体を握りながら少し力を加えると、
スイープ信号の異音が消えるポイントがありました。

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4本足のフランジは細いので加工は簡単です。
1本をまっすぐに伸ばし、反対側を少し曲げただけ。
これで直るのは運良く症状が軽かったからなのかも知れませんが、上手く行きました。

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改めてユニットを良く見るとセンターキャップに工夫が見られます。
キャップの裾に膨らみがあり、この裏に接着剤が溜まる非常に小さな溝があるとかで、
接着強度が上がったそうです。

ボイスコイルとキャップは完全に接しているのが理想で、
間に接着剤が入ると接着剤の音になります。
かといって接着剤が少ないとくっつかないのが金属コーンですから、
上手くバランスを取った手法です。

DSCN6768.jpg

中央の凹部も昨年よりも少し大きくなっています。
ユニット単体での第一印象は小音量でも反応が良く、ストロークも大きい。
これは期待できそうです。
プロフィール

アールefu

Author:アールefu
バックロードホーンに魅せられた自作歴40年のクラフターです。
低コストで高音質な音をリビングで楽しむために日々取り組んでいます。

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