またデッドストックが…

今年のstereo誌7月号は色々な意味で楽しみにしています。
P800というフルレンジキットはもちろんですが、今回は特集記事も大変楽しみになりました。
発売まで、あと3週間あまりですが待ち遠しいですね。
そのせいか先日、買い置きの昨年のキットP650を練習台代わりに組み立ててしまい、またデッドストックを増やしてしまいました(笑)。

p650ss

これで合計3組を組み立てたわけですが、結局満足のできる仕上がり(外観)にはなりませんでした。
専用ボンドを均一に絞り出す、しかも少量ずつというのが難しく、私の腕ではせいぜい写真の様な出来映えが背いっぱいでした。それに年のせいか黒いボンドと黒いコーン紙はよく見えません(爆)。

p650

フレーム側面には、いつもの金属用エポキシパテ(105円)で強化していますが、これは気持ち程度です。専用ボンドはゴム系のボンドなので多少のダンプ効果があるだろうと思い、フレームの気になる所にも盛りつけています。
逆に言えば振動系に盛りつけるとかなりの影響があるように思います。
例えばボイスコイルとコーン紙の貼り合わせ部分でも若干の余裕があり、コイルの振動はボンドを介してコーン紙に伝わる構造です。センターキャップはさらに緩い感じで、ボンドの硬度が変われば音も大きく変わるような気がします。
できるだけコイルの振動がダイレクトに伝わるように、必要最小限のボンドでセンターキャップを貼り付けていますが、やや傾いているように見えるものもあります。

p650s

ボンドはかなり余るのが判っているので、ダンパー内部のフレーム平面に凸凹模様の落書きをして反射音の低滅を図っています。(果たして良い効果があるのでしょうか?)
今のところ、このユニットの新作は考えていませんが、久々にバスレフで遊んでみるのも良いかもしれませんね。
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10年ぶりの巡り会い

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自作スピーカー歴30年と名乗っていますが、実は1988~1998年の10年間は、ほとんど新作を作っていません。
新作を再開した切っ掛けは、写真の8cmフルレンジ6N-FE88ESの発売でした。
この限定ユニットで4種のオリジナルBHを新作しましたが、このスパイラルBHは2001年の1月頃に作ったものですが、友人からの頼まれものだったので、直ぐに手放してしまいました。
その後、見ることも、話にも聴かず、忘れていたのですが、今日突然再会することができました。
何と、転勤したこの新しい職場の図書館で鳴っていました(吃驚)。
懐かしいですね。
ユニットに染み汚れやセンターキャップの凹みがありますが、音にはあまり問題はないようです。
担当の方の話によると、以前居たその友人がここに寄贈していったとのこと。

KC3V0080.jpg

運良く、クラッシックだけをこの真空管アンプで鳴らしているそうで、随分気に入って可愛がってもらっているようです。
とても嬉しくなりました。
人の集まるところで使われるのはスピーカーにとっても幸せなんだろうと思います。

比べると分かる個性

DSCN1148.jpg

『コロ』の改造で使う傾斜板は手頃な余材がなかったので、100円ショップで30cm×40cm、厚さ6mm のMDFを購入しました。
柔らかくて加工しやすいのですが、鉋では滑るので今回は平ノミで削ってみます。
手鋸で角度を付けておき、サクサクと削れたが、2対の傾斜板を作るはずが、うっかり4枚同じものを作ってしまいました(泣)。

DSCN1154.jpg

片方の接着に難が出ますが、無視してそのまま続行。
しかしボンドを塗って傾斜板をたたき込むときに1枚だけ失敗をして、2cmくらい入らないままで、MDFが砕けてしまいました(爆)。おまけに真ん中の補強板からは浮いています。
それでも改悪にはならないはずなので何とか繕いました。

DSCN1152.jpg

視聴してみると問題はないようです。
しかし改造前の音を忘れてしまっていて効果の程が分かりません(笑)。
それでアスナロと比較視聴をしてみますと随分性格の違いが出ます。
狭い部屋の影響が強いので当てにはなりませんが、落ち着いた、やや暗めの音質で低域の分解力が高く刺激音の一切無い『コロ』に対して、能率が高く全域で元気の良い、中域の一部に少しピークを感じるが、高域端まで延びた感じで、低域の量はあっても分解力にやや劣る感じの『アスナロ』といったところです。
広い部屋では、また違った印象になるはずです。

『ゆらぎ組み立て法』対策を〝コロ〟にも?

アスナロの改造が上手く行ったので、今度は『コロ』にも…
と、どうしても『ゆらぎ組み立て法』をやってみたくなりました。
『コロ』は表面仕上げが上手く行っているので、改造は億劫なのですが、
アスナロに施したようにすれば何とかいけそうな気がします。

KC3V0005sxs.jpg


写真のように設計時のアスナロは、ほぼ全域にブリッジ補強(音道の高さ方向を繋ぐ補強)を中央に入れています。当初はこれで、左右の平行な側板に仕切りを入れるので、定在波をカットしてくれるだろうと思い込んでいました。でも良く考えると、ど真ん中に入れていたため、同じ定在波を持つ音道が2倍に増えただけです。
馬鹿ですねー。まさに改悪です。
長岡式の様に、届かない短い補強の方が良いことが分かります。
そう言えば長岡氏も言っていました。「補強材は真ん中に入れるが、ずれても構わない。むしろ、ずれた方が良いかもしれない」と。
流石、先生は知っていたのですね。
それでもコロは音道の一つおきに〝傾斜板〟を側板の片方に貼っているので害は少ないようです。
何とか、コロにも背板の最終音道に傾斜板を入れる改造をしてみようと思います。

『ゆらぎ組み立て法』の検証

DSCN1142.jpg

 まだボンドは乾ききっていませんが、対策の効果を確認してみました。
今まで、ある特定のボーカルなどで感じられていた中音の下の方に出てくる持続音のような癖がとれています。
スタジオのアナウンスなどの音源で時々感じられた、ホールトーンに似たホーン臭さのようなものが確実に目立たなくなっています。

検証実験は大成功です。次回設計段階からこの『ゆらぎ組み立て法』を取り入れていくことにします。
ただしこの対策は、一般の長岡式BHには、それほどの効果はないかもしれません。

というのも、私の行っているユニットの低空力抵抗対策や過剰強度が原因でこの癖が強調されている様に思うからです。低空力抵抗対策をするとユニット前面の音は歪みがとれキレイになりますが、その分ユニット背面の抜けが良くなり、背面の中高域のレベルが上がります。ホーン動作に必要なのは低音のみで、不要な中・高域は吸音材で処理をするのが定説ですが、そんな勿体ないことはしたくないので、あれやこれやと苦労して来たわけです(汗)。
でも、今まで一生懸命キチンと正確に強度を上げて組んでいたことが実は逆効果だったと分かって、本当に良かったなぁと思っています。

「アスナロ」4度目の改造

RF133 Gourdの成果は意外に 大きく、今まで気づかなかった対策法が実践できました。
その対策というのは、ホーンからの癖のある中音の漏れを無くすものですが、今までは永遠の課題であるかのようにさまざまな対策で対応してきました。ところがRF133 Gourdで行った対策は『ゆらぎ組み立て法』という曖昧な製作法で、わざと音道内部を不正確に組んでいます。
音を聴いて感じたのは、今まで「ホーンの癖」だと思い込んでいたものは、実はキャビネットの癖(CWホーンの癖)だったのかもしれない…と気づいてしまいました。
まだまだホーンの対策はたくさん残っているような気がしています。

 ここは是非とも新作で実践してみたいと思うと同時に、アスナロコロにも、この対策ができないものかと必死で考えた結果、アスナロの第5音道だけならなんとか出来そうに思えてきました。
そこで今回はアスナロに4度目の手術を施すことにしました。失敗は覚悟の上ですが、『ゆらぎ組み立て法』の効果が確認できれば幸いです。

DSCN1140.jpg

 前面を段ボールで保護して、作業開始です。
「アスナロ」の実物大設計図には実際の釘穴が空いているので、安心して丸ノコを使えます。
側面の釘を避けて背面に穴を空けますが、その中央にはブリッジ補強があります。
これが正確に中心にあるかどうかは、あまり自信がありませんので、やや探りながらの鋸入れです。

DSCN1138.jpg

 傾斜板は調整しやすい合板を使いました。久しぶりの手鉋で腰が痛くなりました。

DSCN1141.jpg

 穴が大きい所が3箇所あり隙間ができたので、後でパテ埋め作業が必要です(泣)。
 (少々の隙間は問題ないことは分かっているのですが…。)
さて音は改善されたのでしょうか。
本当は第1~第4音道すべてに、この傾斜板を取り付けたいのですが為す術はありません。
傾斜板がピッタリとついているのかは、些か疑問ですが、この最も長い第5音道の対策の結果に期待するしかありません。

超小型デジタルアンプ導入

小デジ1

 既にCA-S3改をサブシステムに使っているのですが、もう一つくらいデジタルアンプがあっても良いかと思い、安価な超小型モデルを買ってみました。
NUSE M20MKⅡという 遅延回路搭載デジタルアンプなのですが、これに決めた理由は、内部構造がしっかりして美しいことです。HPの写真と説明を読んで何だか欲しくなりました。 

小デジ2
小デジ3

 私が言う内部構造の美しさというのは、如何に接点が少ないか(ジョイントレス)ということと、合理的な素子の配置密度を言います。手始めにサイドキッカーを鳴らしてみましだがTA2020-020を使用してあるので、安価でもしっかりとした音で、癖も感じませんでした。VRに長寿命Hight gualityのALPS製品を使用してあるのも良いです。欠点としてはスピーカーターミナルが小さいことで、これは筐体そのものが小さいので仕方ありませんね。
 あのCDジャケットサイズのCA-S3がでっかく見えるほど小さい手のひらサイズなので、どこにでも置けます。しばらくはユニットの視聴やエージングにいろいろ使ってみようと思います。
プロフィール

アールefu

Author:アールefu
バックロードホーンに魅せられた自作歴30年のクラフターです。
低コストで高音質な音をリビングで楽しむために日々取り組んでいます。

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