フレームの条件

P800と同じ口径のFE83Eですが、写真のように背面開口は小さいです。

DSCN1590.jpg

これでもがんばって多少は開口を広げる改造(笑)を施しているのですが、P800の半分ほどしかありません。
なのにマグネットはP800の倍の大きさがついています。
もしFE83EにP800のような深く広い開口のフレームが付いていれば、
どんな音になるだろうか…と考えてしまいます。
P800の深いフレームはダンパーの背面にも開口がありますが、
それがもしや透明感のある音の秘密なのかもしれません。
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P800ユニット再補強の効果

先日行ったフレーム再補強は、残っていた2箇所(ターミナル部とその反対側)も強化して、6本足全部が低空力抵抗補強となりました。

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既に耳で聴いて分かるほどの変化は無いだろうと思っていたのですが、試聴してみて吃驚。
はっきりと違いが分かります。
大音量時にも圧倒的な透明感があります。
例えば先日買ったAUDIO BASIC 附属の和太鼓アンサンブルを聴いてみると、
繊細なリズムのキレや大太鼓の表情と定位、正確な距離感や配置など、
解説写真そのままの音像を再現してくれます。

DSCN1583.jpg

もともと低域も30Hz辺りまで再生できているので不足は感じません。
BHの場合、低域端を伸ばそうとすると、300Hz~400Hz辺りにピークがでて『ああ…バックロードだなぁ…』といった癖が出るものなんですが、今回は全くそれが無いのです。
BHらしくないフラットな低域です。逆に『これって、BH専用ユニットじゃないの?』と思うほどです。
そのフラットなお陰で、ダラ下がりであっても超低域を感じることが出来ているのかもしれません。

今回の制作で、BH専用ユニットの概念が変わりました。
Q0が最優先ではなく、強力磁気回路が最優先でもない。
まず、しっかりと強靱で素直なコーンと、広い背面開口を持つ優れたフレームであることが最も大切な要素なんじゃないかと思っています。
故、長岡先生に云わせると『かん違いだ!』と怒られそうですが、今の正直な思いです。

コンテスト機P800再補強

Stereo誌スピーカーコンテストは締め切りも過ぎて書類審査の時期となりました。
音楽之友社のコメントを見ると、昨年よりも多くの応募があったそうです。
果たして一次審査をパスできるかどうか分かりませんが、二次審査もなかなか厳しそうです。
というのも皆さんなかなか音が良いというもっぱらの噂です。

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P800の音はキットである以上何らかの作り手の影響を受けると思いますが、
いくつかの要素で音に大きく影響が出そうです。
その一つが接着剤。ボイスコイルとセンターキャップの接着状況で高域特性が変わるようですが、
今回は細心の注意を払って組み立てたお陰で、高域不足は感じません。

ポイントはコイルとキャップの間に接着剤の層を作らないことだと思います。
コイルとキャップが接するようにするには最小限の接着剤で素早くキャップを貼り付け、
後からキャップ周りを接着剤で補強する方がよいと思っています。

DSCN1577.jpg

今日は、当初4カ所だったフレームの空力補強を6本足全部に施してみました。
耳で聞いて分かるような変化はないと思いますが、大音量時には効果を発揮するような気がします。
しかしながらこのP800は懐のひろいユニットに間違いありません。
コンテスト結果はどうであれ、皆さんの作品から学ぶことが多くて、今年も楽しみですね。

コンテスト機をロゴでドレスアップ

stereo誌の自作スピーカーコンテストの締め切りも目前に迫りました。
本業が忙しくて、放置したままでしたが、今日はロゴステッカーの作り直しをしてみました。
以前はアクリルでプレートを作っていたのですが、面倒なのと、それほどのものではない(笑)ので、最近はシールだけにしています。

DSCN1559.jpg

その作り方は

①ワープロで作ったロゴをJPEG画像に変換し、それを画像ソフトでミラー反転しておきます。
②できた裏文字ロゴをOHPシートにレーザープリントします。
③そのOHPシートの印刷面に上の写真のように極薄く、銀色をスプレーします。
④さらにアルミ箔粘着テープをスプレーした上に貼り、ステッカーの形に切り取ります。

あとは両面テープでどこかに貼り付けるだけですが、OHPシートは大きいので一度にたくさん作れます。
しかし印刷具合の良いものだけを選んでいくと2,3組くらいになっていきます。
問題は、OHPシート越しにアルミの質感を出すのが難しく、すべて銀色スプレーで塗りつぶすと、何だが金属感が出せず、スプレーをやめてアルミテープだけだと、粘着面の質感が均一にならないので、このような作り方になりました。

DSCN1562.jpg

もっと良い作り方があるとは思いますが、今のところこの方法で作っています。
しつこいようですが、それほどのものではないので、スピーカー背面のターミナル下に貼り付けました。

マグネットグリル専用ネジ?

以前の作品には、サランネット取り付けのために専用部品を使っていましたが、最近の5作品ではネオジムマグネットをフレームや取り付けネジに着脱させる方式にしています。
それというのも、バッフルに穴を空けるのが面倒で、枠との凹凸が微妙にずれてしまうことが多いからです。105円で10個買えるネオジムマグネットを知ってしまったので、この手軽さに嵌ってしまいました。数年前までは、ステンレスネジの方が音が良いということで、附属のネジは使っていませんでした。
今でも考えは同じなんですが、スチールフレームとアルミダイキャストフレームとではネジの反応が違うようにも思います。スチールフレームの磁気漏れを誘発させるようなスチールネジは良くないですが、逆に極性を合わせたマグネットで磁化させると、良い方向に作用するかもしれないと思うようになりました。そんな思いもあって、新作BHにもスチールネジを使っています。

DSCN1543.jpg

写真手前の黒いのが附属のネジですが、これは使いません。左の短いものが試聴・調整用で、右の長めの木ネジとローゼットワッシャーが完成部品です。試聴・調整では何度も開け閉めするために、スカスカになっても良い様に小さいものを使います。完成時にはネジ頭の平たいもので、マグネットの着きを良くして確実にフレームを押さえ込めるようにローゼットワッシャーを噛ませるわけです。

DSCN1553.jpg

アクセント適にも、十字マウントの個性を強調してくれるので結構気に入っているのですが、いかがなものでしょう。
プロフィール

アールefu

Author:アールefu
バックロードホーンに魅せられた自作歴30年のクラフターです。
低コストで高音質な音をリビングで楽しむために日々取り組んでいます。

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