メインスピーカーも大掃除

今年の新作は小型BHを2組作っただけですが、内容的には大きな進歩がありました。
自作仲間や皆さまのお陰です。
勿論コンテストだからこそ情熱を注ぎ込むことができるわけで、ただ作るだけではここまで完成度は上がらないと思います。
そう思いながら素性の良い小口径ユニットをニアフィールドで聴いていると、ふと「これはメインスピーカーの音を越えているのではないか…?」と感じることがあります。
慌ててメインスピーカーを聴いてみると、やっぱりそれは錯覚だったと分かるのですが…。

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たまにしか聴かないメインシステムですが、この年末年始はたっぷりと楽しみたいです。
というわけで大掃除のついでにメインスピーカーの掃除もしてみました。
FE208ESの上に載っているJA-0506Ⅱの輝きは、自分のスピーカー工作への情熱を代弁してくれているかのように感じて、つい綺麗に磨いてしまいました。
改めてじっくりと聴き込むと、小口径とは説得力が全然違います。ダイナミックレンジというか、同じ少音量で聴いていても音の強弱が生の音のように大きく変化します。録音の良いボーカルはリミッターを感じない臨場感を発揮します。20cmフルレンジに良くある荒さや過渡歪みも感じません。もちろんそれはフレーム対策をしっかりしているからこそであって、このユニット単独のモノであろうと思います。JA-0506Ⅱが小さなCひとつで解け合うように繋がるのは、この対策FE208ES以外に無いのではと思ってしまいます。
中域特性のフラット感だけを論じれば、小口径が勝っていると思うことも時々あります。しかしそれはこれからも続く課題であって、音楽性を大切にした上で、特性を高めていくスタンスは変えないでやっていくつもりです。
11年目を迎えるメインスピーカーに、感謝を込めて今年の聴き納めをしましょう。
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オメガのコンテストの作品達

今回のコンテスト作品を振り返って、簡単に紹介、私なりの感想を綴ってみます。
毎年の様に私の発表は1番目だったのですが、今回は何故か最後です。
A4サイズの箱はメインスピーカーにするには小さいと思いますが、今回はスタンド込みのレギュレーションで、鳴らし方の工夫も大切な要素でした。
ただ、いつもの例会会場(視聴覚室)とは違った普通の部屋なので、中高音の反射がきついような印象がありました。作品の聴き比べはできても、音そのものの印象は当てにならないかもしれませんし、私の耳も怪しいので、デザイン中心の感想にします。

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1番目はstereo7月号の競作特集に読者代表で参加された河野氏の〝K-69 Formula A4〟7月号ではカラー掲載でなかったのがとても残念な素晴らしいデザインです。今回唯一の16cm2WAYで、直前に専用スタンドも制作され、その完成度とデザインのマッチングは最高です。音はさすがのワイドレンジで、リファレンス的ですが、この部屋ではオーディオ的な鳴り方が強調されたような気がします。
2番目(写真右)はノスタル爺さんの〝なまけてもえーよん〟です。すべてを語るこのネーミングには参りました。ユニットはFF165Kですが、ドロンコーンとして下面にDS16AVを配したアイデアのためこのようなセッティングとなります。必然的な機能美が良いですね。中域に少し山を感じますが、置き方1つでいろいろ変化が楽しめそうな作品です。

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3番手はフルモトさんの〝エフ TypeⅡ FF165K A4バージョン〟です。せっかく小型に作っているのにかさ上げ台に乗せて無理矢理A4サイズに見せる、ちょっと損な作品。でも音は今までのフルモトさんのリニアライザ補正回路使用の作品の中では最高の出来ではないかと感じました。バランスが良く、ワイドレンジで深い低音。私の知らないテクニックです。
4番手(写真右)は会長さんの〝BS1A4〟です。箱内部は3つに仕切られASW式に内部にP-800を仕込んだ節雑な意欲作。正面のW3-582SC下の左がバスレフダクトだが、その隣の穴は内部のP-800のダクトといった構造。偏ったユニット位置が、音にも良くマニアックな雰囲気も醸し出しています。その複雑な構成とは裏腹に、とても自然なバランスの音にビックリ。

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5番手は、もっさんの〝ふつうのブックシェルフ〟です。ユニットはALPINEの17cmだがハイパスフィルターを変更して使用されています。驚いたのはこのサイズに24mmラワン合板を使用されていること。デザインも良く色も魅力的です。ただ仕上げは時間不足で、つや消しか艶出しか、木目を潰すのか、残すのか、仕上げをハッキリと見とどけたい感じがします。音は中域より下はまとまっていて聴きやすいですが、高域の一部に谷を感じて、どこかほこりっぽい気がしました。たぶんエージング不足だと思います。
6番手(写真右)はまるせいごさんの〝HOT-7 ios〟です。内部に8角形のパイプを持つダブルバスレフ。ユニットのFF105WKはバランス良くなり、内部を良く調整されているものと感じました。
ただ、このFFシリーズ初の10cmですが、自分が予想していた程、高品位な音ではないように感じました。

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7番手(写真左)は神戸のナカモトさんの手作りスピーカーです。バッフルが無く、前面の白い面が手作り振動板で、ユニットから自作した超意欲作。白木の箱が美しく、茶室にピッタリの和のスピーカーと思いました。音はまだ発展途上ですが、極少音量のBGMとして使えそうです。
最後の8番手が私の〝マコレ〟ですが、スタンドにコンクリートU字管(側溝管)を片側2本使ってみました。
この時初めて載せてみたのですが、重いばかりで失敗でした。もう二度としないだろうと思います。
出てきた音は自分では良く分からず、全く自信がなかったのですが…。

感謝の『オメガのコンテスト』

日曜日に開かれた『オメガのスピーカーコンテスト』
今回は時間的にエージング不足のエンクロージャでしたが、再生音には余り影響がなかったようで、
皆さんから高い評価を貰い、めでたくグランプリを射止めることができました。

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自分も含めて9名の審査員での合計点で競われたのですが、〝RF246マコレ〟の音質点は全員が私の自己採点以上の点を付けてくださりました。
BHとしての欠点を指摘する人は皆無で、逆にBHらしくない音、厚みのある低音、カタイ低音、FE83らしくない音といった感想が目立ちます。満点を付けてくださった人もいました。
今回は〝ゆらぎ組み立て法〟の効果が十分発揮できたお陰と思いますが、すべてはこのオメガの会の皆さんの御陰です。改めて感謝致しております。
(うっかりデジカメを忘れて、仕方なく携帯で撮影したのでピンぼけです。)

今日はオメガのコンテスト

いよいよスピーカーコンテストの日がやってきました。
新作〝RF246マコレ〟は、この日のために作った作品ですが、実際は先月から作り始めた新作なので、まだまだエージングが足りません。
先週からもかなり音が変わっています。

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3日目位が1番低音が出ていたような気がしますが、今は高域がさらに上回る感じで出ています。
この寒さや天気が直接、音に影響しているのかどうか分かりませんが、以前〝アスナロ〟(FE103E)で感じた、湿度に振り回される音質変化を、この〝マコレ〟でも感じています。
この〝マコレ〟は雨天時の方がバランス良く鳴ってくれるような気がします。
エンクロージャそのもののエージングがまだまだなので、今日のコンテストではどのように鳴るのか、全く分かりません。
一応スピーカースタンド〝らしき物〟も用意しましたがそれも吉と出るか凶と出るか。

入魂のエージング

昨日、今日とリファレンスCDをかけっぱなしで放っております。
つまりエージングです。

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随分中高域が滑らかになりました。
低域も深く、きりりと出ています。
ライブ盤の拍手がリアルです。
エージングで拍手は綺麗になりますが、元のユニットの性能が高くないと〝リアル〟にはなりません。
FEの最新Enシリーズは、最初から良い音がするようにゴム系の接着剤でコーンをダンプしているようですが、このEシリーズはストレートな音づくりと成っていて私好みです。
エージングに時間がかかる方が長持ちするとも言えますね。
P800と比べると指向性も断然良く、能率も高いです。

後は忘れていた〝自作スピーカースタンド〟です。
これが一番問題かもしれません。

新作BH〝マコレ〟試聴

忙しい々、ばかり云っていたらコンテストまであと一週間余りと成りました。
もういい加減仕上げないといけません。

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放置していた間は、突き板部分にオスモカラー(ノーマルクリヤー)を塗っておいたので、ほんのりとツヤが乗ったような感じがします。
第1空気室の内側を薄鉛テープで少しデッドニングしてから、ユニットを付けてみます。
(ユニットホール奥に、右側の第1スロートが見えています。)

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ユニットのFE83Eはすでにノーマル仕様とは違った音になっています。
ユニット単体での試聴で、このような対策ユニットに成っていますが、フレームの効果は理論的に判断。鉛のスタビライザーの方は、ハッキリと違いが出ます。ノーマルでは中高音にやや賑やかさが残りますが、スタビライザーを付けるとすっきりとクリアーに高域端まで延びていく感じがします。

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試聴は「イワトビ」との比較になりましたが、正面から見ると、「思ったより小さい…」って言われた「イワトビ」よりも、さらに小さく感じます。突き板の効果ですね。定型A4サイズでもスリムに見えて、成功です。高さの違いがあるので、両者の中間の高さで試聴。音はかなり違います。
一聴して「イワトビ」がこもった音に聞こえます。今まで余り感じなかった、中音から下方向の音が鈍い印象です。
一方、新作「マコレ」はワイドレンジで上下共に延びています。
中高域はエージングの関係か、まだ荒さを感じますが、高域端までどこまでも延びていく感じがします。
低域端は「イワトビ」よりも明らかに延びており、2.5mに伸ばしたホーン効果はあるようです。
全体のバランスではほぼ同じ印象ですが、改めてFEの性能の良さを実感することと成りました。
〝ゆらぎ組み立て法〟は効果絶大です。BHの癖は感じられませんでした。吸音材などの対策は全く必要無しで、このまま配線を仕上げて、完成、エージングへと進むことにします。

広い天板の利用

時間不足と悪天候で天板の仕上げがいまいちでした。
傷や小さな凸凹を直すには、あと2回は磨き塗りをしないとダメでしょう。

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ここは今後のことも考えてデザインシートを貼って誤魔化すことにしました。
カー用品店で売っている、光沢のある〝ローズウッド〟を使ってみます。
この手のシートは傷が付きにくい、しっかりとしたものなので、広い天板を気兼ね無く色々と物置に使えます(笑)。
狭いこの部屋では踏み台になっている可能性もありますね。
シートと云っても、凸凹があるとまずいので、パテで整えておきます。

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まず、位置を合わせて置いてから3分の1位だけめくり、裏を剥ぎ貼り付けます。
それから徐々に裏を剥がしながら同時に貼り付けていきます。
空気が入らないように、タオルで擦りながら接着面を広げていきます。
…と理論的には分かっているのですが、失敗しました。
少し後ろの方が、ズレてしまいました(爆)。

多忙に付き放置三昧

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前面に突き板を貼ったのですが、本業が多忙のため放置していました。
これでは試聴のやりようもありません。

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何とか穴を開けなければ…、とカッターナイフで切り取りました。

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でも忙しいので、今日はこれで、また放置。

妥協

まるで先週同様に土曜日の朝まで雨が降り、ちっともはかどらない塗装に、
いい加減ピリオドを打たないと間に合わなくなってきました。

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ただの真っ黒の塗装ですが、スプレー缶4本目でそろそろ打ち止めにすることにしました。
雨は上がっても風があるので、なかなか厚い塗装には成らずとても、納得のいく塗装には成りません。
成型が楽なMDFでしたが、そのぶん木口はなかなか手強いもので、綺麗な塗装にはほど遠い感じです。
後は、突き板とシートで誤魔化そうと思います。
プロフィール

アールefu

Author:アールefu
バックロードホーンに魅せられた自作歴30年のクラフターです。
低コストで高音質な音をリビングで楽しむために日々取り組んでいます。

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