『究極のオーディオチェックCD2』を聴く

やっと時間がとれてstereo誌2月号付録のオーディオチェックCDをメインシステムで聴くことが出来ました。
これほどはっきりと異なるパターンのマイクのセッティングが明記してあるソフトは他にないのでとても貴重な音源だと思います。
まるでテストを受けているように、ドキドキしながら聴き始めました。

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〝トラック1と3〟は左から順にフルート、左中央寄りにオーボエ、中央にホルン、右よりにファゴット、右にクラリネットを配置したスポットマイク録音です。それぞれの楽器の近くにマイクを置いた、いわゆる一般的なスタジオ録音に近い感じで、主にミキシングに依って配置を再現している感じです。
直接音が多いので音像は小さめ。小音量では点音源に近い感じで点在しますが、実音量並みに上げると、それなりの大きさに感じます。まずは合格でしょうか。

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〝トラック2と6〟はDECCA TREEと言われている左右と中央の3本マイクに、アンビエンス用に左右に2本、観客方向に付け加えた5本構成です。
スポットマイクとは全く違い、音像が広がり、かなり距離感も感じられます。定位はぼやけた感じなのですが、よく聴くとピンポイントで位置が分かります。

しかし何か違和感があります。
スポットマイク録音で感じた自然さがありません。楽器の配置が狭くなり、奥行きも詰まった感じで不自然なんです。我が家のシステムに問題があるのかと思いながら、良く記事を読むと、分かりました。
このDECCA TREEを3m強の高さにセッティングしています。
何故こんな高さにしたのでしょうか。
もともとDECCA TREEはオーケストラの録音のために考え出された方式で、大編成の広い音源を自然にとらえるために高い位置から録音します。しかし今回の3m以内の至近距離に収まっている小編成音源に3m強の高さは必要なんでしょうか。自分自身も仕事柄、年に一、二度ステージ生演奏をデジタル録音しますが、観客の足音やノイズを避けるために少しマイクの位置を上げることはありますが、これは事情が違います。スポットマイクの高さ1.5mと同じ高さで録ってくれないと、本当の比較ができません。
奥行きが思うように出ないのは、録音時の床からの反射が原因のような気がします。
観客の居ないフラットな床のこの録音会場で、3m強の高さから聴くこと自体ナンセンスではないでしょうか。おまけに折角のアンビエンスマイクも実際にはほとんどミックスされなかったと書いてあり、ガッカリです。床の反射が必要なのはウッドベースや大型パーカッション、ピアノなどであり、この音源達には必要なかったはずです。実際の臨場感というものは、観客席に座って聴いている自分の記憶(経験)に繋がって再現されるものだと思います。
同じ理由で〝トラック4〟のワンポイントステレオ録音も少し残念です。楽器の後方には床ではなく、広いホールの離れた〝壁〟であって欲しいものです。

それとは違い、〝トラック9〟のウィーンでのスナップはとても良かった。

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日本とは違いすべてが石造りの街中での音は残響がとても長く一瞬で異国の感じが味わえます。
360度サラウンド音源はハッキリとマイクの位置と自分自身とが重なりました。問題点は左右のつながりで、移動する馬車が中央を横切るとき、やや動きが速く感じてしまいます。ジワジワと端から近づいてきて、目の前付近でやや足早に通り過ぎる感じがします。
丁度良いと感じるリスニングポイントは他にあるのかもしれません。

〝トラック10と11〟のSLも素晴らしい録音です。

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どうやってウインドウノイズをカットしたのでしょうか。無風状態だったのかもしれませんね。
広大な野外音場にリビングの壁が無くなります。
とくにトラック10のSLの力強さと大きさを再生するには、30Hz以下の超低音が大切なのですが、なんとかズシッと再生することができました。音量を上げるとど迫力で恐怖感も伴います。

やはり我が家のシステムはリスニングルームで間接音を作るのではなく、直接音重視のワンポイントステレオ録音が1番得意のようです。
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〝LXA-OT1〟の試聴

デジアンの〝LXA-OT1〟を何とかリビングで試聴してみたいという思いから、なんとか今日はサブスピーカーのスパイラルBC10
に繋いでみました。

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このサブスピーカーはケーブル直出しなのですが、ターミナルも付けていたことを思い出しました。
これにバナナプラグを挿して、LXA-OT1に繋ぎます。
もともと繋いであるデジアンのCA-S3はOFF時にはターミナルが浮いているので、結線はそのままにしておきます。
入力はメインシステムのPRA-2000のTAPE2 REC から繋ぎ、CDを聴いてみます。
これで偶然ですが、LUXMENのプレーヤーとアンプのコンビになりました。

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うっとりするような滑らかな音で鳴り出しました。
細身のスピーカーケーブルでしたが、癖のない素直な鳴り方です。ゲインも馬力も十分。
バランスもニュートラル。中域から最低域まで音色も良く揃っていて、デジタル臭さは全く感じません。
きめが細かく、間接音の表現が美しい、音場の空間表現が得意であるように感じます。
これは、安価でも一体構造の良さを活かした秀作だと思います。さすがLUXMEN、メーカーの意地を感じます。内部ジョイントやスイッチの多いアンプではこの音は出ませんね。
しかしこのアンプ、ただ1つ注意するとしたら、やはりスピーカーターミナルでしょうか。
細身のケーブルしか繋げませんが、バネの力だけでは接触不足で、最低域が細くなる恐れがあります。
内線の堅いケーブルは厳禁です。ターミナルの摘みを起こすように力を加えて、より確実に結線をすることをお勧めします。
できればネジ式に交換した方が安心でしょうね。

〝LXA-OT1〟放熱対策は?

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発熱の少ないデジアンではありますが、
ケイさんから放熱を心配するご指摘を頂きまして、ふと気になっています。
ターミナル部分は、上下にかなり隙間があるので、密閉状態ではないのですが、

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この隙間から空気が抜けてくれれば、何とかなるかなぁと思っています。
長時間使用することはないと思うので、楽天的に考えています。

その前に外観ですが、
先週付けたロゴでは、とても〝Mark Levinson風〟には見えず、今一つです。
そこで今日は真面目にロゴを作り直してみました。
ちゃんとコピーしないと〝Mark Levinson〟にも失礼になる(笑)かと。

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それで気がついたのですが最近の〝Mark Levinson〟のロゴは以前と変わっていて、例えばMとLが繋がっていたのが、今は離れています。ダイオードの記号も昔は、中の塗りつぶしがなかった。どちらにしてもそのままコピーしてはマズイと思うので、ワープロ打ち込みでパッと見だけそっくりに作ってみました。
これで、やっと〝Mark Levinson風〟に見えるでしょうか。

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ところで、このデジアンをじっくりと試聴してみたいのですが、困ったことに、接続できるCDプレーヤーは1つしか無く(メインシステム)、つなぎ替えるのが面倒です。
いつもスピーカーの試聴に使うサードシステムは一体型タイプなので、RCA出力などはありません。
そこで、MP3の小さなウォークマンで試聴する予定だったのですが、ウォークマンのバッテリー寿命がきて、ついに今日、交換修理に出してしまいました。
なんとか工夫して聴かないと、いつになるか分かりませんね。

LXA-OT1で〝Mark Levinson(風?)〟デジアン完成!

デジアンといえどもインシュレーターは必要ですね。
材料箱の中を探していると廃材のターミナル部品にちょうど良さそうなモノがありました。
小指の先くらいのリング状に薄いゴムで滑り止めを付けます。↓
塗装の乾いたケースの裏に、鳴き振動や転がり防止の錘を貼り付けて安定感を出します。

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↑これですべてのパーツが完成しました。いよいよ組み立てです。
まず基盤のベースをネジで固定します。

↓背面の入出力ターミナルをネジで固定します。これで重いケーブルの抜き差しも安心です。
底板とインシュレーターを固定したら、最後にボリュウムつまみを極細の6角レンチで締めて完成!

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↑左がOFF、右がスイッチを入れた状態です。
ボリュウムツマミは一般的な7時→5時の回転になりました。
オレンジ色のオペレーションLEDがほど良く光っています。

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どこが〝Mark Levinson〟なんだ、と叱られそうですが、
何となくこんな感じかなぁ…といった個人的なイメージです(笑)。
さてどうでしょうか?

LXA-OT1で〝マークレビンソン(風)〟を作る

最初はビンテージアンプのミニチュアコピーを作ろうと思っていたのですが、
ボリュウムが真ん中にあるアンプって意外と少ないですね。
買ってきたモールドケースも幅は十分でしたが、奥行きと高さが足りません。
入出力端子もそのまま使いたいので、かなりケースを改造しなければならなくなりました。
工作道具も木工用しか持っていませんが、なんとかドリルとカッターナイフで穴を開けます。

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ぴったりの穴では、はめ込みが出来ない事が分かり、ターミナルは多きめの穴になりました。
スピーカーターミナルが上に突き出てしまいますが、マニアックに見えて良いかも、と良い方に解釈します。しかしケースの奥行きが深すぎて、ボリュウムつまみが届きません。

結局フロントを引っ込めて対応します。ケースに合わせてMDFでベースを作り、基盤をネジ止めします。ここでオペレーションランプ(LED)に気が付きました。せっかくオレンジ色の光を箱で閉ざすのはもったいないですね。

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そこでこの光をフロントパネルに誘導することにしました。
CDRを切り合わせて、扇状を作り、アルミテープの反射面で囲んでみました。(基盤に接触しないように要注意です。)丁度良い位置へホットボンドで固定しました。

前面パネルをMDFで造形します。組み合わせて通電してみました。つまみの右にオペレーションランプがオレンジ色に光っていい感じです。

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組み合わせてみて何だか物足りなさを感じるので、左右にヒートシンクを付けることにしました。
(といってもデジアンには必要ないモノですが…)
大袈裟に付けると音圧を拾って鳴いたりするので、それっぽいモノで我慢します。
新たに100円ショップでペン立てを買ってきました。
しかし、これが恐ろしく硬質なプラスチックで一番苦労しました。
これをケースの左右に貼り付けて、いよいよ塗装です。

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いつものツヤ消し黒で吹き上げました。

新年初工作はデジアン

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Stereo1月号の付録だった、このデジタルアンプですが、
けっこう音が良いようです。
当然と言えば当然なのですが、音を悪くする要素が少ないですね。
まず一体成形で接点が少ない。プラグ式のオペアンプが接点として気になりますが、
ジョイント部品が無く、電源スイッチがボリュウムと一体になっているのも良いですね。

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使ってみたいのですが、このままでリビングに持ち込んだら、ゴミとして捨てられそうです(笑)。
リビングオーディオを名乗る以上は、なんとか格好良く筐体に収めたいです。
というわけで、取りあえず〝TB-4〟というモールドケース(409円)とジャンクのボリュウムつまみ(50円)を買ってきました。後は家にあるモノでなんとか作ってみようと思います。

再び超過密状態

昨年の新作2組が小型BHとはいえ、この部屋では既に定員オーバーです。
部屋の入り口から狭くなり、私自身が入りづらい状態です。
(写真もまともに撮れない至近距離での撮影です。)

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フロアータイプのアスナロやコロを放出しないと、今年のオメガの課題は大変そうです。
現在ストックしてあるフルレンジユニットだけでも12組ですが、今のところ使う予定がありません。
本気で考えないといけませんね。

今年もよろしくお願いします

本物の大切さと 美しい心を重んじる 本当の21世紀の幕開けです。
精神の豊かさを目指して
今年もよろしくお願いします。

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プロフィール

アールefu

Author:アールefu
バックロードホーンに魅せられた自作歴30年のクラフターです。
低コストで高音質な音をリビングで楽しむために日々取り組んでいます。

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