フルキャンセリングロード聴き納め

オークションに出した「RFインパラ」ですが、出品後、1日足らずで落札されてしまいました。

DSCN2247.jpg

吃驚です(安価すぎた?)。長期戦を覚悟していたので嬉しいです。省スペース型とはいえ、トールボーイフロアー型なので大きい方ですが、スタンドがいらないので使いやすいのかもしれませんね。
埃を拭き取りがてら、改めて聴いてみると「イワトビ」や「マコレ」とはかなり鳴り方が違います。
ユニットを背中合わせに連結している効果と思うのですが、非常に立ち上がりの良い中高域が聴けます。大口径フルレンジの様な図太さを感じますが、そのくせ音離れが良く、広く豊かな音場を作ります。
やはり音場型のスピーカーです。

インパラ

今ならこれに〝揺らぎ組み立て法〟を全面に取り入れて、吸音材無しでホーンを調整する自信がありますが、このパーツの多さに、さらに揺らぎ補強を足すとなるとウンザリです。
今は仕上げのスキルは上がりましたが、安くて良い合板がなくなったので、手間が余計に掛かるようになりました。ある意味、いい時代の作品です。
気に入っていただけることを願っています。
スポンサーサイト

久々のキャンセリングBH

永らくオメガの会長さんの所で預かって貰っていたRFインパラを送還しました。
先日「コロ」を放出したばかりなのですが、またこの部屋が窮屈になっています(笑)。

DSCN2237.jpg

実はこれもオークションに出品するために再調整を施してみたのです。
2006年stereo誌コンテストの方舟本選に出場した思い出のBHですが、
その時の音はいまいちでした。
中・高域のインパクトや定位は独特の良さがあるのですが、
前後背中合わせに付けたFF85Kがお互いに干渉し合って、
中音の濁りや低域の打ち消し合いがあり、〝反動キャンセリングロード〟としての完成度は低いものでした。
その後、2つのユニットの間にギザギザの仕切を付けて分離することで、中音は大幅に改善され、
低域も吸音材で調整して随分良くなっていました。
今回改めて聴いてみると、やはり空気室に問題があります。
5角形の空気室ですが、スロート付近の前後の面が唯一平行に向かい合っています。
今回これを〝揺らぎ組み立て法〟の手法として斜面の補強板で区切ってみました。
これが大成功で、前後2発とは思えないスッキリ澄んだ音に変わりました(喜)。
低域も〝揺らぎ〟処理を開口から手が届く範囲で吸音材で施工した所、
いい塩梅にバランスがとれてくれました。
この状態ならFF85Kの潜在能力を何とか出し切っているように思います。
気持ちよくオークションに出品することにしました。

ユニットの仕上げは鉛クッキング

近所に大型釣具屋店ができたお陰で鉛に事欠くことはなくなりました。
とはいえ1kgが525円。10年前の2倍位になっています。

DSCN2210.jpg

金具の入っていないものが欲しかったのですが、その時の一番安いものを買って溶かしてスタビライザーを作ることにしています。
型どりする器は、100円ショップで探したステンレス灰皿を使います。
カセットコンロを玄関先に出してのクッキングです。

DSCN2209.jpg
DSCN2214.jpg

風が強かったせいか、時間が掛かり、表面も雑になってしまいましたが、金槌で軽く叩きながら表面を整えました。
お陰でピッタリなものが出来上がりました。
実測450gです。

DSCN2216.jpg

元のFE83Enの重量が350g。それにエポキシパテ加工で390gにアップ。これにスタビライザーを貼り付けると840gになります。
FE83Enのm0は1.53gですから駆動力レシオ(?)は229倍から549倍の2.4倍に強化されます。
特性的にはハイスピードでハイ上がりになりますが、それをBHで調整してフラットにしていく予定です。

「RF241 コロ」放出

オークションに出していた、2010年のstereo誌 自作スピーカーコンテスト作品「RF241 コロ」が、めでたく落札されて、旅立ちました。

DSCN2193.jpg

コンテスト時に比べると、音道の一部を改良して、音も良くなっているはずです。
愛着はありましたが、新作を作るためには部屋を出て行ってもらうしかありません。
喜んでもらえることを期待しています。

BH専用妄想ユニット〝FE208BC-R〟

数年前からBH専用ユニットの登場を妄想しているのですが、これぞと言う決定版が発表されません。
BH専用20cmフルレンジとはどうあるべきか…と自分なりに設計(妄想)してみると、
だいたい¥50000位(1台)で出せるのではないかと思っています。
その無責任な妄想図がこれです。

4tyj200wefe.jpg

コーン形状と磁気回路はFE208ESと同じHP形状と反発磁気回路ですが、
コーン紙は100%バイオセルロースを使います。
これが一番の難問で、材料と作れる職人の確保が大問題です。
バイオセルロースは細菌が作り出す極細繊維で、カビみたいな物だと思っていますが、
最近は美容パックにも使われるようになったので、大量製造が可能になったのではないでしょうか。
言うまでもありませんが、99%以上に結晶化されたそのセルロースは木綿の繊維に比べると
1000分の1の細さで、フルレンジスピーカーの振動板として最も優れた特性を持っていると思います。
我が家にはバイオセルロース100%振動板のBC10がありますが、
その音は紙とは違い、マグネシウムとも違う音楽的な鳴り方をします。
紙と同じ内部損失なのに、ヤング率が5倍以上、伝播速度はチタン並といった魅力的な特性のお陰です。
磁気回路はフェライトですが反発磁気回路により、低コストでも超強力でそのパワーは208ESで実感しています。
フレームは四角になっていますが、そのお陰で、放射状リブフレームでコーン背面の開口率は100%になっている点がBH専用機と言えます。
背面の音波の反射が無く、低抵抗な形状がポイントです。
何度か紹介しているので、そろそろ本当に作って欲しいなぁ…と妄想は膨らむばかりです。

BHらしいバックロードホーン

フロア型バックロードを普通に作れば、どんな形になるのでしょうか。
だいたいは開口が前に来るCWホーンで、たまに背面開口があるくらいが一般的だと思います。
でもそれは、長岡氏のBHを見慣れていたせいなのかもしれません。
でもいきなりスワンのようなBHは登場しないでしょうね。
CWホーンの良さは作りやすさなのですが、その点を無視すれば、どんなデザインでもありです。
ポイントは開口面積です。

DSCN2202.jpg

以前は開口を絞ってみたり、殆ど塞いでみたりといろいろ試してみたのですが、それはCW式の付帯音をカットするには有効です。でもホーンの瞬発力と浸透力には不利になるようです。
今回は浸透力(最低域の音を広いエリアに届ける力)に重点を置いたBHを設計してみようと思ってアイデアスケッチをしてみました。
プロフィール

アールefu

Author:アールefu
バックロードホーンに魅せられた自作歴30年のクラフターです。
低コストで高音質な音をリビングで楽しむために日々取り組んでいます。

最新コメント
リンク
最新記事
最新トラックバック
検索フォーム
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

新RFリビングオーディオ
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

カレンダー
03 | 2012/04 | 05
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 - - - - -
月別アーカイブ
RSSリンクの表示
義援金募集
FC2「東北地方太平洋沖地震」義援金募集につきまして
カテゴリ