IMG_1256.jpg

本来なら一日で組み上がる音道ですが、
時間が取れないので少しずつ組んでいました。
通りがかりに鉋で、ごりごり、
そのまた合間にボンドを付けてペトッ…てな感じをくり返して何とかできました。

IMG_1251.jpg

これをP650がドライブするわけです。
どんな音がするのか…って想像するとワクワクしてきます。
このまま蓋をしなければオブジェとしても面白いのかもしれません。
内部配線を仕込むため、しばらくはこのままです。
このホーンの形を眺めるのは、けっこう好きなんです。
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板厚12.7mmの問題

IMG_1230.jpg

製作途中の画像です。
左の四角い穴のある部分がインナーバッフル。そこの空間が第1空気室。
さらにその後ろが第2空気室となっており、
上部のスロートからぐるりと前に廻って覗いているスリットが第2音道です。
徐々に誤差が大きくなり組み立て難くなってきました。
それで、はたと気がついたのですが、
なんとこのラワン合板の板厚が12.7mmもありました。
誤差0.7mmは大きいです。
普通の箱ならごまかしもできますが、補強板がぎっしりと詰まったBHでは大きな誤差になってしまいます。
少しずつ寸法を調整をしながら組むしかないですね。
空気室の斜面化は写真でも分かると思いますが、
これがけっこう手間がかかっています。

ゆらぎ組み立て法への拘り

画像はないのですが、新作BHは空気室までは出来上がっています。
スロートから第2音道までは組みましたが、その先は縦・横の〝コーナーゆらぎ板〟を貼りながらの音道作りとなります。

IMG_1226.jpg

このパーツは〝ゆらぎ補強板〟のとどかない曲がり角専用の傾斜板です。
残り10%の平行面を完全排除して、100%不対面化するためのものですが、もしかすると全く必要のない無駄なものかもしれません。
端切れゴミにしか見えませんが、MDFで12組の斜面化パーツを作りました(笑)。

インナーバッフルの難しさ

新作BHのバッフルを固定するには、後ろにもう1枚、
支えのバッフルが必要です。
バッフルを4本の木ネジで固定する予定なので、ある程度の大きさがないと支えられませんが、
このインナーバッフルが大きいと、折角の広い背面の抜けが台無しに…。

DSCN2362.jpg

バッフルの空気漏れを防ぎながら、背面の抜けを確保するには意外と難しい様です。
糸鋸でくり抜き、さらにテーパーを付けて、何とか強度と抜けを確保しましたが、
こんな所で手間がかかるとは思いませんでした。

新作の組み立てはのんびりと

新作BHハリギリをボチボチと組み立てています。
忙しいのもありますが、今回は手鋸作業でのパーツ作りをしているので、一気に進むのはしんどいですね。
かなり以前にできていた屏風型の空気室背板を、今日は天板に貼り付けただけです。

IMG_1218.jpg

写真左がユニット側から見た形で、右が背面から見た様子ですが、いずれも上下逆さまです。
左のパーツの手前にバッフルが付きます。
つまりユニット背面の音は、屋根のように突き出た背板によって左右に散らされて、前面には反射されない不対面となっています。
最近、この屋根型空気室背板に嵌っていて、ユニットの音が非常にクリアーになって良い感じなんです。
スロートは左右に分かれていますが、第2スロートでは1本のスリットとなります。
もちろんこの空気室は上下と左右(側板)も斜面化するので平行面は全く無くなり、吸音材不要の空気室ができあがります。
さて思い通りの音になるでしょうか…

ハリギリのバッフルと〝ゆらぎ補強板〟

バッフル板に塗ったオスモも乾いたので、ユニットを借り止めしてみました。

DSCN2358.jpg

後面取り付けなので、ユニットが奥に引っ込んでいます。
本来の良さは背面開口が広いことですが、グリルがなくても不安が少ないことも利点です。

今日はもう一仕事、ゆらぎ組み立て法に必要な、ゆらぎ補強板の切り出しもしました。

DSCN2350.jpg
DSCN2354.jpg

あり合わせの端切れを集めて、電動工具ではなく鋸しろの少ない胴付き鋸での手作業です。
蚊に刺されながらも9組の補強板が出来上がりました。
音道の高さが決まる大切なパーツなのですが、
寸法には既に〝ゆらぎ〟が発生しています(笑)。

新作BH「ハリギリ」のデザイン

バッフルの木材は栓(せん)だと分かりましたが、これは木材としての別名で、樹木名としては「ハリギリ」という木だと分かりました。
折角なので、これを新作BHの名前にすることにしました。
〝RF221 ハリギリ〟となります。

DSCN2346.jpg

この〝221〟という数字は続き番号ではなく、BHのホーンの長さの221cmを表しています。
昔はユニットの型番から名前をとることが多かったのですが、
2005年頃から音をイメージしやすいホーン長を型番に入れています。
例えば"RF246 マコレ〟は見た目8cmのA4サイズなので、コンパクトスピーカーの音を想像してしまいますが、
〝246cmのBH〟と分かれば本格的なBHだと分かります。
ブラインド試聴なら、BHだと気が付く人は少ないと思いますし、中型機の様に感じる人が多いと思います。
そういった意味で、名前のイメージは大切にしています。
しかし今回の新作は、見た目はマコレやイワトビの様に可愛くもなく、
P650も旬を過ぎているので、インパクトがありません。
なんとかデザイン(外装)を工夫しているのですが、底面開口のベース部分がまだイメージできません。
色々とアイデアスケッチをしてみましたが、私的にはネジ止めバッフルが、意外と決まりにくい原因のようです。
さてどうしましょう。

バッフルのオスモ仕上げ

バッフルの入手経路を調べていくと、この木材は栓(せん)の木ということが分かりました。
家具にも使われていて、木目や質感がケヤキに似ているので、着色してケヤキの代用品に使われたりするそうです。たしかに色が深ければ、ケヤキにそっくりです。
今日は、かどのR加工をして塗装仕上げをしました。

DSCN2344.jpg

木目に拘ったのは、この〝オスモ〟を使いたかったからで、写真は塗った直後の様子です。
〝ノーマルクリアー〟なので、色も水に濡れたような変化しかありませんが、乾けば色が少し深くなり、ツヤも落ち着いた感じになります。臭いも殆どありません。
この〝オスモ〟は昨年あたりから使い始めたのですが、不思議な塗料で、私がそれまで使ってきた様々な塗料のどれにも似ていません。使用感はサラダオイルのようにサラサラで、刷毛でもウエスでも使えます。
一般的な揮発性の塗料とは違い、自然な植物油をベースに作られていて、木質内部に染みこみ、固化しながらも、木質特有の通湿性を維持するという優れものです。つまり、木部の表面にこびり付くのではなく、染みこんで木質そのものを固めるので、剥がれ落ちることはなく、木目を引き立ててくれます。スカスカの密度の低い木部でも堅く保護してくれるわけです。素手で塗っても大丈夫。何よりも安全、無公害で、幼児の木工玩具にも使われています。
乾燥には12時間以上かかりますが、一回で仕上がるので安上がり、綺麗な木目なら是非使いたくなると思います。
ただ、使用したウエスは焼却するか、水につけておかないと、自然発火する恐れがあるそうです。
つまり酸素と結合する油性タイプです。
そういえば車のワックスに似た臭いのするものがありました。

stereo8月号の付録ユニット

使ったことがないScanspeakのユニットがstereo誌の付録に付くということで今からワクワクしています。
こんな機会がないとたぶん使うことはないと思っています。

特別付録 スキャンスピーク製オリジナルスピーカー・ユニット(口径10cm完成品)10F/8422-03

Stereo004.jpg

インピーダンス 8Ω
出力音圧レベル 84dB
最大入力 30W
最低共振周波数100Hz
実効振動質力(mo) 2.3g
Qts 0.58
実効振動半径(a)3.4㎝
マグネットサイズ φ60㎜
バッフル開口径79mm
重量 0.27Kg

img1-diagram.png

パラメーターとして、あと周波数特性が分かれば、
fx(ホーンとのクロスオーバー周波数)も決まります。
意外と全重量が軽いので、タイトなフレームの様ですが、その形状はなかなか魅力的です。
振動質量も軽い方なのに、f0が低いので期待できますね。
ただ能率も低いので小型のBHでも充分バランスが取れるような気がします。
私的にはBHとしても充分な性能を予想していますが…さてどうでしょう。
プロフィール

アールefu

Author:アールefu
バックロードホーンに魅せられた自作歴30年のクラフターです。
低コストで高音質な音をリビングで楽しむために日々取り組んでいます。

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