スキャンスピークの低空力抵抗化

もう7月も終わりです。
ぼやぼやしていたらStereo誌のコンテストに間に合わなくなりますので
早速、新作に取りかかります。

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このStereo誌付属ユニットですが、以前の記事で〝フレームの形が良い〟
と云ったわけは、こんな対策が出来ると考えていたからです。
(秘密にしておきたい気もしますが、真似する人もいないでしょうし…)
これもBHに少しでも特化させるためです。

後ろのユニットのように汚れ防止のマスキング処置をした後、
100円ショップの金属用エポキシパテで低空気抵抗化と補強を同時に行いました。
このパテは固化すると金属に馴染む位に堅くなるので、
マグネット外周からフレームエンドまでをギャップなしで形成して強化します。

これでスタビライザー(インゴット)付加の耐加重が少しは上がったように思いますが、
問題は、磁気回路背面の穴です。
小さめですが、これはバックブリージングホールです。
センターポール内の息抜き用の穴で、
ノイズが出ないように綺麗にテーパー処理もしてあります。
これを塞ぐと特性が大きく劣化するでしょう。
単純に錘を貼り付けるわけには行きませんから、
…ここからは内緒の対策をしていきます。
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〝RF221ハリギリ〟完成

4回の塗装では、やや少ないのですが、開口ベースが仕上がりました。
本体にエポキシで接着して、いよいよ完成です。

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特に工夫したわけではありませんが、デザイン的にはこれでいいかなぁ…
と思っています。

さて肝心の音ですが、まずは大成功です。
小口径・前面開口BHの問題点としてまず、中高音の漏れが心配ですが、
ボーカル再生で判断します。

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ホーン開口近くに耳を寄せて聴いても、ボーカルがホーンから聞こえるのではなく、ちゃんとユニット方向に定位します。
低音の質は、どっしりとしていて、しかも音程が良く聞き取れる、エッジの立った低音という感じです。
〝イワトビ〟と比べても明らかに最低域が伸びており、6.5cmとしては気味が悪いほど。
もともと中域が分厚いユニットなので、この低域でも繋がりは良いのですが、
高域はさがに…
音量不足というよりも、リアリテイー不足な感じでユニットの限界を感じます。
ついつい音量を上げてしまいますが、聴き疲れはしないスピーカーと云えます。

ハリギリの開口ベース完成

後方底面開口のハリギリ本体を前面開口に変える
〝開口ベース〟がやっと組み上がりました。

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マコレの側板に使ったMDFの残りに、端材を組み合わせています。
ハの字に開いた方向が前面で、
左右にも、斜め前方に音が飛び出すように考えました。
ぱっと見は簡単な作りなのですが、
少しずつ高さ寸法を調整しているため手間がかかりました。
というのも、本体制作時の板厚12.7mm厚問題で生じた誤差で、
本体底面は凸凹になっており、
それに合わせてベースの高さも微調整しています。

後は塗装ですが… 

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結局、いつものツヤ消しブラックになりそうです。
裏庭でスプレーの一回塗りの場面ですが、僅か数分の間に6カ所も蚊に刺され、
映像もぶれています(大痒)。

新作ハリギリの外装仕上げ

どうにもデザインが決まらない〝RF221 ハリギリ〟の外装です。
オスモの2回塗りで、表面は綺麗になっていますが、今更スプレー塗装は合わない気がしてきました。
そこで困ったときのカッティングシートというわけで、カーショップで〝カーボンファイバー風〟のデザインシートを買ってきました。

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幅45cmのロールですが10cm単位で切り売りしています。
これは中でも高級タイプで、40cm買って1360円です。
かなり余ってしまいましたが、カースプレー塗料1本分だと思えば、お手軽です。
裏紙は一度に剥がさないで、まず1/3位の裏紙を剥がしてカットし、また粘着面に貼り戻しておきます。
貼りたい面にシート全体を合わせて押さえ、先ほどの1/3部分だけをめくり、裏を剥がして貼り合わせます。

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後は残りの裏紙を剥がして、タオルで拭く様に張り込めば完成です。

早速P650を取り付けてみました。
まだ開口ベースを作っていないのでマコレの上で、後ろへずらしての試聴です。
低域も狙いどうり、バランス良く伸びていますが、
やっぱり中域の充実感がこのユニットの魅力ですね。

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デザイン的には今ひとつなので、開口ベースがアクセントになりそうです。
インパクトのある開口ベースが似合うかもしれませんね。

Stereo8月号のユニット入手!

予約して、待ちに待ったSCANSPEAKの10cmフルレンジを入手しました。

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Stereo8月号の付録というよりも、ペアのフルレンジユニット2990円にStereo誌が付いているという気がするのは、私だけでしょうか。
早速、裸のままFMラジオの音を聴いてみました。
良いですね。中・高域の特性はこれでも充分わかります。

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かなり反応が良くて、しかも制動がかかっている。
明るいのに、パルプコーンのような紙臭い暴れは全くありません。
思っていたより随分フラットな感じで、変なピークも感じません。
高域端の指向性は広い方ではないのですが、実用角度ではフラットに良く伸びた高域端と云えます。

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良く研究された振動板で、パルプコーンの表にプラスチックのようにも見えるコーティングがしてあり、湿気にも強い様です。
そして何よりもフレーム形状が素晴らしいです。

DSCN2405wwっw

材質は金属ではありませんが、強度は高く3点ネジ止めでも不安はありません。
ターミナルの位置や角度も良く考えられています。
これはもう、クラフト魂に火がつきました。
大型BHで行きましょう。

低音チェック用のCD

知り合いの自作仲間では有名なライブアルバムですが、やっと手に入れたCDです。
イーグルスのHELL FREEZES OVER。
この6曲目の「ホテル・カリフォルニア」の低音再生が以前から気になっていました。
手始めに書斎(兼 事務所)のスピーカーでいろいろ聴いてみたのですが、
余韻のある独特な太鼓のような低音の鳴り方が少しずつ違います。
二種類の低音が入っていますが、後を引く低音の余韻の長さが違うのです。
一番短いのはマコレ
一番長いのはアスナロで。ダブルエアも長めです。
気になって2階のリビングに上がり、メインスピーカーのD508(写真)で聴いてみました。

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「…短い」
結構短くて、ボーーンとは続かず、すうーっと消えていく感じです。

一体どれが本物なんだろう。
こんな時はやっぱり、ヘッドホーンで確認するのが良いですね。

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というわけで最近、新調したゼンハイザーのHD650で聴いてみました。

「うーん やっぱり短い」

どうやら短いのが正解のようです。

このヘッドホーンが低音のチェックに使えるというので、使うことにしたのですが、
メインスピーカーの低音と非常によく似た鳴り方をしてくれたので、
ほっと一安心したのです。
(このヘッドホン、箱が立派すぎてリビングの棚に入らないので100均の袋に入れています)

部屋の特性や条件でも変わると思いますが、
制動力の弱いスピーカーや癖が出ると、余韻の減衰が遅くなる事があるようです。

さて このCD
確かに低音のチェックに使えますね。
自作仲間の情報に感謝です。

木目を活かした塗装?

この新作BHは、材料のコンパネを見つけて買ったときから、
木目を活かした外装に決めています。
このコンパネは表だけが、ラワンらしからぬきめの細かい綺麗な木目なので、
まず、表面を紙やすりで磨いてみます。

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やはりラワンっぽくない美しい木目です。
まだ仕上げのデザインが決まっていないので、
取りあえず、全面にオスモカラー(ノーマルクリアー)をボロ布で塗り込んでみました。

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塗り込んでみるとやっぱりラワンですね(笑)。

〝RF221ハリギリ〟仮試聴

内線の仕込みはいつも手巻きのコードで賄っていますが、
今回の配線は1カ所の溝切りだけで済みました。

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毎度の事ながらターミナルの位置に悩みます。
今回は結線し易い背面上部の方に付けて、細かいことは後で考えることにしました。


側板を貼り、3日間重しを載せて放置していました。
この状態で約5kgの重量があり、結構重い。

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ユニットの付いたバッフルを載せて試聴してみました。

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開口ベースがないこの状態では2mのホーンですが、
タイタニックの1曲目の低音や7曲目の心臓音もそれなりに再生できています。
バランス特性も丁度良い感じで、フラットに近いかまぼこ型の様な印象は、明らかにコロを超えています。

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立てると開口がふさがりますが、中低域から上はあまり変わらない様でホーンとのかぶりは殆ど無いようです。
取りあえず、狙いどおりに成功したようです。

しかし板厚0.7mmの誤差は最終的に修正しきれないまま組み上がってしまい、
外装でいかに誤魔化すかが悩むところです。

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プロフィール

アールefu

Author:アールefu
バックロードホーンに魅せられた自作歴30年のクラフターです。
低コストで高音質な音をリビングで楽しむために日々取り組んでいます。

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