〝RF246マコレ〟の周波数特性を測る

DSCN2700.jpg

BEHRINGER DEQ2496とECM-8000で、測定三昧の休日です。
今日はFE83Eの〝RF246マコレ〟を調べて見ました。

まずは暗騒音をチェックします。

DSC暗騒音

スピーカーのボリュウムを絞って、暗騒音は-75dB以下です。

ピンクノイズをながしてマイクでリアルタイム測定をします。

DSCN2637s

リビングでの軸上1mのマコレは非常に綺麗な中高音ですが、
後面開口BHなので主にユニットからの音が中心になります。
低域は8cmらしく、得別低音が出ているわけではありません。
横の点線が5dB刻みですからせいぜい65Hzまでといったところです。

しかし、25~30Hzも15dB落ちでレスポンスがあります。
これがあるのと無いのとでは大違いで、50Hz付近のギャップが残念です。

ところが、2m離れるとユニットとホーンのバランスが変わってきます。

DSCN2684g.jpg
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やや右上がりだったバランスも、フラットになります。
ユニットの直接音が下がり、25~30Hzが見かけ状5dB上昇しています。
10dBスケールに切り替える(写真下)と良く分かりますが、この状態で50Hz付近のギャップを無視するなら、
25Hz~20kHzの周波数特性をもつスピーカーといえます。

昔、BHはホーンの長さ程、離れて聴くのが良いといわれていましたが、
後面開口の場合、とくに当てはまるポイントと云えそうです。
マコレのホーンは246cmなので、もう少し離れると良いのかもしれません。
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新作BH製作開始

今年3作目はオメガのコンテスト用の作品です。
日曜日にホームセンターで板を買う時に、ふと塗装合板を安売りしているのが目に入りました。
エクシードの製作で下地を失敗したせいか、この塗装面がやけに魅力的に見えたのです。

IMG_1711.jpg

『このキレイな面なら塗装が楽だなぁ…』って。
ずっと以前の製作で使って以来の塗装合板ですが、
気づいたらパネルソーでカットして貰っていました。

そのまま車に入れたままになっていたのですが、時間が取れたので製作にかかります。
誰が見ても『棚でも作るんかい?』って云われそうですが、これでも大部分のカットは終わっています。

IMG_1716.jpg

補強板を貼り合わせてクランプで絞めています。
デタラメに歪んで見えるかもしれませんが、これが〝ゆらぎ組み立て法〟です。
予想しなかった塗装合板の問題点として、中に州があったこと。
それと、鉋がけの時に滑って固定しにくいことです。

IMG_1719.jpg

机にクランプで固定しながら、何とか木口の斜め加工をしました。
あと、心配なのは、数カ所の塗装部分への接着があるのですが、
ちゃんと貼り付くのでしょうか。
何か工夫が必要に思います。

スキャンスピークBHを結局塗り直し…

最初のイメージではヤマハの1000Mみたいな、
少し木目を感じる塗装を目指していたのですが、
バッフルの板目を横向きにしてしまったのが間違いの始まりでした。

どう頑張っても、下地の木目が消えていないので、
綺麗な塗装にはならないのですが、やはり塗り直すことにしました。

DSCN2605.jpg

ユニットはハンダ付けしているので、そのままマスキングします。
ターミナルプレートも、サイドボードも。

ふと、ストーン調の塗料が残っていたのを思い出して、背面にだけ使ってみました。

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これは正解の様です。
そういえば〝アスナロ〟にもこんなことをしたのを思い出しました。

スキャンスピークBHをドレスアップ?

以前は厚みのある、プラ板でロゴを作っていましたが、
それほどの物でもないので、
最近はOHPシートを使った簡単シールで誤魔化しています。
ここ最近の作品のロゴを一気に作ってみました。

DSCN2597.jpg

この中には次期新作のモノまで入っています(笑)。
RF295 Exceedのロゴはワープロで作りますが、

テクニカルシールはこの写真を加工しました。

DSCN2396.jpg

これを画像ソフトで加工して
ミラー処理したらこうなります。

DSCN2396xr.jpg

(やっぱりmade in Denmarkが欲しいですが…)
便利な時代になりましたね。
これをミラー処理したワープロのロゴと一緒にOHPシートに裏面印刷して、
その上にシルバーラッカーをかけたら出来上がり。
あとは適当にカットして、両面粘着テープで本体に貼り付けるだけです。
印刷エラーを予想して余分に作ったのですが、今回はすべて綺麗に出来ました。
プリンターの性能が良くなったお陰です。

DSCN2604.jpg

これで背面の仕上げの不味さを少しでも誤魔化せたらいいなぁ…と思っています。
やっぱり甘いですね…。

スキャンスピークBH〝RF295 Exceed〟のデザイン

ここのところ一見してBHらしくない作品ばかり作っていたので、
今回は、誰が観てもBHに見える作品を目指しました。
かといってあまり大袈裟にならず、
スキャンスピークのイメージを踏襲しつつのデザインを考えて、こんな格好になりました。

DSCN2529.jpg

ホーン開口部分の空間が大きいと、どうしても全体がひ弱に見えることがあるので、
大開口と力強さ、それと安定感を演出したつもりですが、
もう少し板の厚みがあっても良かったなぁ…と反省しています。

かなり大きく作ったつもりですが、高さ817mmで〝アスナロ〟よりも小さいです。
この夏あまりの暑さのために、このサイズでも大変で、一番の敵は猛暑と蚊だったように思います。
暑さで気が乗らず、計測・切断ミスも多く、
仕上げ塗装も暑すぎると、上手く乗らない様で、いまひとつ。

肝心の音は予想を超えていたので〝Exceed〟と命名したのですが、
これも何だか被りそうです。
みんな良い音を出していて、結局は、このユニットの素晴らしさに助けられているような気がします。

ともあれ、これが限界でした。
あまり期待しないでコンテストの一次審査を待つことにします。

スキャンスピークBHの周波数特性を撮る

BEHRINGER DEQ2496とECM-8000で、
今一番気になっている新作BHの特性を測ってみました。
新作BHは〝RF295 エクシード〟と命名して
既にレポートは発送しました。
しかし耳で聴いた感覚と測定値が一致しているかどうかも気になるところです。

IMG_1545.jpg

書斎では距離が取れないので、2階のリビングで壁から1m以上離して設置し、まず軸上1mから
の測定です(ピンクノイズ使用)。

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予想どおり125Hzのピークが気になりますが、その倍の250Hzのピークも高いです。
この2つのピークに低域が引っ張られて上昇しています。
聴感どおりの低重心でややドンシャリぎみですが、
高域端とのバランスを考えると、これでも良いだろうと妥協してしまいます。
この中域を持ち上げるのは至難の業ですから。
低域端は40Hzで一旦切れていますが、31.5~25Hzもレスポンスがあります。
これは暗騒音ではなく、ちゃんとボリュウムに合わせて上昇するので、聴感どおりです。
125Hz~250Hzが5dB落とせたらフラットで超ワイドレンジな特性になるはずですが、
セッティング次第で何とかなるかどうか難しいところです。

試聴ポイントを仮定した1.7mでは、さらにバランスが良くなっています 。

IMG_1569el.jpg

125Hz辺りのピークを無視すれば、43~20kHzがフラットといっても良いかなぁ…。
場合によっては、25~20kHzもありか(笑)。

ところでメインスピーカーの方も再調整して測ってみました。

IMG_1532mL.jpg

0506をさらに内側に振りながら、リスニングポイントの少し前に焦点させ、
FE208ES本体も少し内側に向けてみると5kHzの谷も消えて高域も平らになりました。
この状態での再生音は非常に生々しい高域となりました。

やはりフラットな再生って大切ですね。

メインスピーカーD508の周波数特性

先々週のオメガの例会でbehringerのオーディオプロセッサーDEQ2496
とマイク(ECM8000)を借りていたのですが、今日になってやっと使えることが出来ました。

IMG_1507.jpg

といっても、リアルタイム・アナライザーとして再生特性をみただけです。
手始めにメインスピーカーをとってみました。

IMG_1498z.jpg

軸上1mは実際に聴くことはないので、参考までにですが、
写真を見てのとおりツィーターのJA-0506はリスニングポイントを向いているので、
FE208ESの高域が中心で、ハイ落ちです。

IMG_1478s.jpg

Lチャンネルは割とフラットで、最低域も良く出ています。

IMG_1490.jpg

テレビや棚に囲まれたR側は特性もLより悪く、意外と低域端は軽い。
これは以前からわかっていたことで、低音の出にくい方を壁側に置いているのですが、
それでもバランスが取れていませんね。

リスニングポイント(2.3m)では高域端も延びて全体のバランスも良くなっています。

IMG_1495s.jpg

5kHzの谷は、8kHzの山を避けて軸上を避けた結果ですが、
もう少しFE208ESを内側に向ければ、解決しそうです。
しかし、63Hzと110Hz辺りの低域の谷がBHらしい欠点でしょうね。
出来れば何とかしたいものです。

スキャンスピークBHのグリル製作

このユニット10F/8422-03は
フレームからエッジが浮き出た構造なので、
試聴時以外では保護用のグリルが必要に思います。

一昨年のコンテストの〝RFコロ〟では、がっちりと作りすぎて、
外せることに気がつかないままでの試聴審査だったそうです。

 今回は簡単に外せるように気をつけてデザインしました。
といってもプラスチックフレームなので、
3つの鉄ネジの頭にマグネット装着するだけです。
すぐに外れてしまいそうですね。

DSCN2501s.jpg

殆ど糸鋸での作業です。
切り抜いた4mmベニアを変形2枚重ねで貼り、黒のツヤ消し仕上げ。

DSCN2550s.jpg

いつものネオジムマグネットを埋め込み、100均の衣装袋ネット貼り、
飾りで左右に木材を付けてみました。
 デザインは凝り過ぎかなぁ…今ひとつの感じがします。
別なものを作るか…。

オメガの会でのスキャンスピークの音

一週間遅れの記事となりましたが、先週の日曜日にオメガの定例会があり、
会員の皆さんが製作した10F/8422-03の3作品を聴くことが出来ました。
私のスキャンスピークは、まだ運べる状態ではないので
『RF246 ハリギリ』とオンキョーのCDレシーバーでの参加です。
自分のユニットは、ろくに聴かないまま対策をしているので、
この試聴でノーマルな音質判断ができると思いました。

まずは河野技研さんの作品(写真上…左右を並べた場面)。
美しい高級スピーカーの容姿。TQWTの変形で、通常のTQWTを鯵の開きのように切り開いた方式。
ご本人が仰るように、いろいろな方式にも見える未知なる方式です。
QUADのESL-2805のように後ろにつっかい棒をして、少し傾けた姿勢が素晴らしい。
オメガのコンテスト用のキャビネットをバッフルごとユニット換装したもので、
スキャンスピーク用に内部調整してあります。
天然皮革をパッキンにしてマウントしているなど、流石です。
低音はしっかりと出てバランスも良く、滑らかな中高音と広がりが良い感じでした。
低域のキレは私のRF295と似た感じの印象です。

DSCN2518ww.jpg

写真左下の作品はBaroさん作品。
長岡氏のF57のバッフルをフルレンジ用に改造したもので
後面バスレフスタンド一体型です。
前面にショートホーン的な仕組みを追加して中音の凹みを解消するのが狙いだそうです。
ツィーターとSTを追加しているためか、9kHz辺りに刺激的なものを感じましたが、
それがアクセントになってキャラクターを作っています。
低音はかなり低いところまで出ていますが、中低音に谷も感じます。
近距離なら低音の質感、バランスも良く、音作りの方向性がはっきりとした感じです。
フルレンジで聴いてみたい作品でした。

写真右下が会長さんのダブルバスレフ。
見た目も音もバランスが良く、低音の質感も最高です。
全域でフラットな印象で中域と低域の質感が揃っています。
完成度が高いと感じました。
このユニットはダブルバスレフが標準と考えても良いかもしれませんね。

3作品を試聴してみて、このユニットは癖のない音質とバランスの良さ、
繊細で情報量の多い素直なユニットという印象を持ちました。
ただし、ユニット背面の抜けが良いので、
キャビネット内部の処理で音が変わりやすいという性質もあると思います。

次はフルモトさんの作品です。

DSCN2513.jpg

いつもの低域方向を持ち上げたイコライズドアンプを通して、最小キャビネットで鳴らす方式。
メインがFF225WKなので見た目から迫力があります。
さすがに20cmの余裕を感じて中域から図太い印象、高域まで上手くまとめています。
このユニットは旧型のイメージでは荒さがありましたが、随分滑らかな印象へと変わっています。
ここはいつもの会場ではないので、よくわからない部分もありましたが、
FOSTEXらしくない大人しい高域を感じました。

ゲストの洲崎さんのウッドコーンの作品も聴けました。

DSCN2512.jpg

ショップでも気になって良くこのウッドコーンを聴くのですが、
やはり特有の艶みたいなものがあるように思います。
弦楽器を良く響かせるのと、人の声の低音にリアルさが出るといった印象なのですが
、今回はソフトの関係か良くわかりませんでした。
しかし工作技術は高く、非常に丁寧に作られたキャビネットは美しく、精度が高い。
私の作品が手抜き工作に見えます
ツィーターとも上手く繋がっている感じなのでいつもの会場で、再度聴いてみたいと思いました。

ところで私の〝ハリギリ〟ですが、この会場では全然ダメでした。
もともと寝床使用のニアフィールドスピーカーなので中域中心。
この部屋は中域が尾を引く環境なので、余計に強調されたようです。

オンキョーの対策CDレシーバーの方は
『中高域がクリアーだ』という感想をいただきました。
私もそろそろオメガのコンテスト作品にも取りかからないといけません。
プロフィール

アールefu

Author:アールefu
バックロードホーンに魅せられた自作歴30年のクラフターです。
低コストで高音質な音をリビングで楽しむために日々取り組んでいます。

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