マコレレプリカ製作開始

昨日から天気が良いのでレプリカBHの製作に取りかかっています。
RF246マコレの内部音道は246cmのホーンといってもA4サイズに収めているので、
やたらと折り返しが多く180°の折り返しが10回。
これを9mm合板10枚で、構成するので内部は板だらけです。

DSCN3132.jpg

音道もすべて傾いていますから、木口の斜め処理が必要です。
しかも全道にブリッジ補強が入るので0.2mmの誤差でも積もれば組み立てられなくなりますから
調整をしながらじっくりと組んでいきます。
まずは音道壁にそれぞれブリッジ補強を付けていきます。

DSCN3133.jpg

空気室は最も複雑ですが、予め『ゆらぎ組み立て法』が使える所には使ってみました。
くの字の壁が第一空気室の背面で、その左右に開いた穴が第1スロート(ポート)。
第2空気室は左右外側に分かれているので、それぞれの底前方の切り込みが第2スロートです。
ここがホーンに繋がります。

作業をしていると、依頼主さんがユニットを持ってこられたので、早速フレーム対策をしました。

DSCN3135.jpg

左が対策したFE83Eです。
フレームの空気抵抗を下げるため、プレスフレームを外側に半パイプ状に曲げて、
その凹部に金属用エポキシパテを盛り、マグネットまで谷間がないように埋めています。
強度と空気抵抗を同時に改善します。
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RF246 レプリカの準備

RF246マコレのレプリカを制作することになっていますが、
なかなか良い合板が見つかりません。
もともとマコレはあり合わせの端材を使ったために、
12mmと9mmのベニアに12mmMDFといった3種類の板を使っています。

端材といっても特にバッフル等は良い時代の材料だったので、
それに似合う材料を今探すとかなり高価なものになります。
マコレの音はこの3種混合による音の良さにあるかもしれないので、
オリジナルと同じやり方で構成していこうと思います。

KC3V2891.jpg

ということで今回は3×6ではなく、割り高ですが3×3のカット合板を購入し、
パネルソーで基本カットしてもらいました。

1周年を迎えるFE208ESのBH

早いもので、今年で12年目を迎えるメインスピーカーです。
稼働率が低いので気がつかなかったのですが、
先日のパワーアンプの内部クリーニングでとても音が良くなりハッピーな気分です。

09-4mein_20130323123816.jpg

随分悪い状態になっていたことが分かり恥ずかしい限りですが、
ゆっくりとした変化なので気がつきませんでした。
改めて定期的なクリーニングの大切さを実感しています。

しかし、このFE208ESの話題を最近はあまり見かけなくなりました。
皆さんの多くはFE208ES-Rに乗り換えていると思いますので、
それも原因かもしれませんが、WEBで調べると、FE208ESを壊す人が多いようです。

DSFE208ESs.jpg

原因は、たぶん大音量派であることと、フレーム形状を無視したマウントをしていることだと思います。
修理屋さんの話ではこのユニットは断線が非常に多いそうですが、
このでかいマグネット形状を無視して分厚いバッフルにマウントし、
さらにリングまで使用して背面が殆ど塞がった状態で使用すれば、発熱断線するのは当たり前ですね。

昔の友人で、スピーカー前面にタオルを掛けていただけで断線したことがありました。
コーンの動きに物理的に負荷がかかると、それがすべて熱になりますから要注意です。

負荷といえば空気抵抗も関係がありますから、
空気がスムーズに動くようなフレーム形状が大切で、
気流の渦のないフレームが良い音の基本であると思っています。

自分自身このユニットを最終的に対策したのが、
8年前ですからロングランといっても良いかもしれません(それほど鳴らしてはいませんが…)。

mein1us.jpg

まだまだ大切に永く使用していきたいものです。

HMA-9500MK2のクリーニングメンテナンス

忙しくて最近、メインシステムに火を入れていません。
久々に聴くと、いまひとつ調子が悪いような…。
音に何となく荒さを感じて、元気がない。
一番気になるのはセンターの音像が右に少し寄って聴こえます。

この症状には心当たりがあるので、
かなり面倒なのですが、接点クリーニングをしてみます。
HMA-9500MK2のクリーニングから、もう4年近くなるような気がしますから、
そろそろかなぁと思って丁度良い機会です。

DSCN3122s.jpg

重いメインアンプを引っ張り出して裏ぶたを開ければ、
以前対策した銅箔テープがくすんでいます。
これはしょうがないのですが、このアンプのネックはリレースイッチです。
以前もセンターの音像定位がふらついたときに
ここをクリーニングして劇的に改善した所です。

DSCN3125s.jpg

透明なキャップを外すと4点のバネ端子の接点が出てくるのでここを磨きます。
かなり荒療法ですが、耐水サンドペーパー2000番を細くリボン状に切り、
コンタクトスプレーを吹いたものを隙間に差し込みます。

DSCN3127s.jpg

指で押さえてONの形状にして、サンドペーパーをくわえ込んだ状態にして
軽く引き抜くように動かしながら磨いていきます。
板バネ本来の力だけでサンドペーパーをくわえ込んでいるので無理な力は加えません。
サンドペーパーを裏返してまた同じように磨き、
最後には紙テープをはさんで拭き取りをします。

ケーブル端子等も掃除をし、元通りにして早速試聴です。
『チェリッシュ』を聴きました。

DSCN3128s.jpg

効果歴然です。
ボーカルがセンターにピタッと戻りました。
音量も少し大きくなり、非常にきめ細かく滑らかに、そして豊かにながれます。

このチェリッシュの時代のこの手のジャンルは音が魅力的ですね。
録音の要所に真空管機材を使っているようで、球の良さが感じられます。
芯のしっかりしたベースや、音が重なり合っても実に透明で自然な力と響きが素晴らしいです。
最近の録音にはない情感が溢れています。
良い時代でしたねぇ。

これでまた当分は良い音が楽しめます。
やっぱりクリーニングって、とても大切ですね。

再び本格的なBHへの熱意

ここ近年は普通のユニットでBHスピーカーばかり作っています。
こんなのでいいんだろうか…と。
思えば数年前RF171バイリンガルでFE88ES-Rを使って以来、
考え方が変わったような気がします。

今の自分ならこのユニットで本格的なBHが作れそうな気がしますが、
当時は未熟で使いこなせませんでした。
『BH専用ユニットでないと本格的BHは作れない』という思いがその時生まれたような…。
『専用ユニットが出るまでは、それなりのBHで我慢しておこう』という感じでしたが、
いつまで経っても専用ユニット(小口径の)は出てきません。
それで徐々に自分の方向が変わってきたんだと思います。

DSCN3118.jpg

しかし先日、部屋を片付けていて、
ふと目について気になって音を出して(裸で)みたのがこのユニット
FE103En-S です。
ああ この音です。正統派FEの音。
こんなのが居たんですね。

このところFEから気が離れていたので、良いカンフルになりました。
何故か103と名乗っているためにBH専用ユニットから無意識に除外していたのかもしれません。

今年はこいつを使ってみたいという思いが湧いてきました。
プロフィール

アールefu

Author:アールefu
バックロードホーンに魅せられた自作歴30年のクラフターです。
低コストで高音質な音をリビングで楽しむために日々取り組んでいます。

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