FE103-Solがやって来た

再生産の秋まで待つつもりでいたFE103Sol(8Ω)ですが、なぜか今日届いて吃驚です。

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103販売50周年記念モデルというだけに2台一組包装になっていますが、
個別の箱はかつて無い薄い箱です。
103誕生40周年記念モデルのFE103Memorialが出たのが確か2001年初頭(訂正)2000年でしたので、
生誕と販売には3年(訂正)4年のズレがあるようです。

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多くの点で103Memorialを超えている様ですが、
一つだけ不満を言うと、フレームの塗装です。
色は好き嫌いの問題ですが、カッパー色というよりはオレンジに近い少し派手な色で、
103Memorialのような丈夫な焼き付け塗装ではなく普通の塗装です。
マグネットにくっついただけで少し剥がれてしまいました。

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先週のオメガの例会で見た時はコーンにマイカのような艶を少し感じたのですが、
実際に手に取ってみると表面の繊維の立ち方でそう見えた様です。
プレスの仕方が違うので表面の質感も違って見えるのでしょう。

とりあえず通電確認をしましたが、
瞬間的に低歪みでスムーズな高域特性を感じました。
早く駆動させたいですが、今年中に箱に入れることができるかどうか、
まだ何ともいえません。
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FE103-Solとの遭遇

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日曜日(22日)は今年3回目のオメガの例会でした。
私の出品は前回に続き再対策したCDプレーヤーDCD-1650AEとRFカラマツです。
新しい会員の皆さんも、会に馴染んでこられたようで、8名の出席で今回も盛り上がりました。

前回緩かったDCD-1650AEの低音がバイパス手術で改善した様子が確認でき、
さらに低域の量感や最低域の伸びも、外部の高クロックDACでの出力よりも高音質だったので、
まずまずの性能であることが分かり、ひと安心。
本来の中堅機としての性能は発揮できているようです。

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あとは本機のインシュレーターをもっとしっかりした物にすれば良いでしょう。

スピーカーも7組の出品があり、それぞれハイレベルなパフォーマンスでしたが、
何といっても今回の注目は最後に登場したまるせいごさんのFE103-Solでした。

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実物を見るのも初めてで、ここ数ヵ月の間、買うか買わないかずっと悩んでいたので、
まるせいごさんに感謝です。
音が出たとたん「えっ!」と驚いてしまいました。

ミドルサイズのドームツィータ-を思わせるような説得力のある、
しかも澄んだ高域が中域とも繋がりが良く飛び出し、音場の広がりも豊かです。
音場に確かな立体感と透明感がある。
これはFE103Enでは出せない奥行きのある表現だと思います。

特性上軸上ではハイ上がりのはずですが、この会場では魅力的な好バランスで鳴り、
まるせいごさんの箱作りも基本を捕らえた素晴らしいパフォーマンスを感じました。

近寄って、コーンの造りをじっくりと観察しましたが丁寧な造りで、
若干ですがマイカのような美しい色つやも感じられ、「バイオ混か?」と思ったほどです。

軸上から90度方向へと移動しながら音を確認しましたが、
指向性も大変素直で位相の逆転などもない、
実に繋がりの良い良く伸びた高域で、ユニットとしての完成度の高さを実感しました。

「今までの103は何だったのか?」という声さえ出ました。
久々の感動です。
間違いなくFE103史上、最高峰と言えるユニットです。
その晩ネットで購入を決めました。

「あ゛ーまたユニットが増えてしまう…」果たして箱に収まる日が来るのでしょうか?
自信がありません(汗)。

新作BHのもう一つの狙い

「オメガの会」主催スピーカーコンテスト

今回使用するフルレンジ、AURA SOUNDのNSW2-326-8Aは
随分前に七休さんがトランスミッションラインに納めたラクロというスピーカーで初めて聴きました。
その時のフラットで歪み感のない音に驚かされましたが、
その頃は使いこなせる自信が全くありませんでした。

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あれから10年を経て、やっとBHに入れてみようと今回踏み切ったわけです。
このユニットにはダンパーが見当たらず、リング状のネオジムマグネットの外側にボイスコイルがあり、
それにセンターキャップのようなチタン製の振動板が逆ドーム状についています。

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筒抜けになっている裏面からネット越しにライトを当てると、
写真のようにアルミ製ボイスコイルの内側に息抜き穴が見えます。
この場合は息抜き穴と言うよりも放熱効果や軽量化を狙ったものなのでしょうが、
やはりダンパーらしきものは見当たりません。 不思議です。

このユニットをBHにしたかったわけは、フレームの背面開口効率が高いからです。
一般のユニット、特にFE103系だと50.24c㎡の振動面積に対して半分以下の約23c㎡程です。
しかも当たり前のことですが、コーン裏にはフレームに囲まれた空間があります。
この空間をざっと計算してみると容量は36.4ccでした。

この容量をBHの空気室、フレーム裏の開口をスロートと考えるとFxは6.3kHz。

[※ 空気室容量(リットル)=スロート面積×10 /クロスオーバー周波数(Fx)] なので
[ 230/0.0364=6318.68 ]

つまりFE103系のユニットは6.3kHz以下が降下するユニットだと判断できます。
ハイ上がりで低音が出ないのは当たり前ですね。

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最新のFE103solの特性(上の写真)を見ると確かにそうなっていますから
まともに作るとこうなるのだと思います。

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写真右側のユニット(FE103M)対策は、
あたかもコーン裏の空気室が広がったように見せて、
擬似的にこのFxを下にずらしてユニット中域の能率を上げてユニット前面の音バランスを変え、歪みもとる。

写真右のユニット(FE107E)対策は
フレーム開口を広げてBHホーンの能率を上げることで
結果的にFxを上に押し上げてバランスをとる手法です。

つまりユニットは予め空気室を持っているのが当たり前で、
今回の2連空気室BHこそ本当の2連動作であって、
今まで作ってきたのは3連空気室といえるかもしれません。

新作の動作を調べることで何か分かるかもしれません。
(あくまでも希望的観測ですが…)

塗装のスキルは毎回振り出しに戻る?

先日の日曜日のこと
4回目のツヤ消しブラックを吹いた後で考えました。
側板に使っている唐松の木目は、どうにも平らには成りそうにありません。
逆にこのワイルドな木目の凹凸を残した方が面白いと思えてきました。

そういえばかつてそんな仕上げの名機がありました。
黒い半艶で木目を残したNS-1000Mなど。
あれ程上品には仕上げられませんが、艶々のトールボーイ型など、
今は腐る程市場にあるので、古民家の柱風〈笑〉にするのも面白いかも。
……と、勝手に正当化しました。

DSCN3776.jpg

ひとまず前面のラワン合板の仕上げを進めます。
塗装途中での穴埋めには手っ取り早く、5分型エポキシ接着剤を使います。
ヘラで塗り込み固化した後、紙やすりで仕上げて再び塗装作業に戻ります。

SACDとダイレクトカッティングLP

SACDを聴き込んでいるとLPの音を思い出してどうしても比べてみたくなりました。
普段は布を被りCDラック等が載っているので、それをどかして電源を入れます。

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ダストカバーはストッパーが壊れているので矢印のように、
今日は定規をつっかい棒にして使ってみました。
これが面倒くさくて聴くのが億劫になっています。

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最初に思い出して取り出したのはシェフィールドのダイレクトカット盤
プロコフィエフの「ロメオとジュリエット」です。
長岡氏も推薦していたもので、オーケストラのダイレクトカット盤としては数少ないものの1つだと思います。
緊張感たっぷりの演奏で、これを再生する時は音量に困っていました。

特にB面の冒頭はffで始まり毎回びびっていましたが、
今日はそれほどでもなく、SACDのお陰で免疫ができていたのかもしれません。

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立て続けに4枚のディスクをとっかえひっかえ聴きました。
2枚目は右下のイーグルス、次に左上のロッド・スチュワート、最後にツェッペリン(右上)です。

やはり音のキレというか音の芯がしっかりしています。
低域の深さと力強さにスピード感が伴っています。
若干歪みっぽさを感じても存在感と緊張感はCDよりLPが上です。
でもSACDとの勝負はなかなか良い勝負のように思います。

午後からは晴れてきたので新作BHの塗装に取りかかりました。
(柱を真っ黒に塗るだけのつまらない映像なので画像はカットしました。)

DCD-1650AEの真価

普通のCDでも高音質な再生ができるようになった対策DCD-1650AEですが、
やはり真価を発揮するにはSACDも聴いてみないことには…
ということで今話題のSACDを手に入れてみました。

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故長岡鉄男氏推薦の高音質LPの復刻SACDです。
今回買ったものはバレー組曲「コロボリー」で、Stereo5月号に詳しく紹介されています。
当時私は買いそびれて気になっていたものです。
長岡氏のA級外盤セレクションの中では「タランテラ」などの数枚を良く聴いていたのですが、
この盤のジャケットのインパクトも忘れられないものでした。

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予想通りの壮絶な録音です。
再生機器に余裕がないと「大丈夫なのか?…」と不安になってしまうほどの
様々な打音が重なり合う中で、金管楽器が獣のように吠えまくり、
実に気持ちが良いです。

音場の広さと抜けの良さのお陰でそれぞれの楽器がピンポイントで定位しています。
この録音が、私の生まれる少し前になされていたと思うと驚異的ですね。
普通のCDレーンも高音質なので聞き比べも楽しめます。

まだ大音量再生をしていませんが、家族が居ないチャンスを伺っています。
プロフィール

アールefu

Author:アールefu
バックロードホーンに魅せられた自作歴30年のクラフターです。
低コストで高音質な音をリビングで楽しむために日々取り組んでいます。

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