オメガの会で思うstereo誌コンテスト

オメガの会で聴いたstereo誌付録の音は私のも含めて3者3様でした。
それは音の好みの問題と、何を重視するのかという目標に合わせた音作りの結果だと言えます。
しかし全国的なコンテストとなれば、
また総合的な観点で競われていることでしょう。

自分自身が気になっていることとして
「毎回BHしか作らない自分のスタンスがコンテストに受け入れられているのか?」
という疑問があります。

stereo誌の作例にBHを掲載するところを見ると、広く受け入れるスタンスであるとは思いますが、
BHとはこういう物だという基本からは、どんどん自分は離れていっている様にも思います。
しかしBHしか作る気がしないのは、まだ分からないことが多く、魅力が多いからです。

そんな中、オメガの会は自分のスタンスを貫いている人もいて勉強になります。
たとえばフルモトさんの共振を排除したこのシステム。

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振動板の音だけで音場を作るように、あらかじめ低域をブーストしたアンプを通してフルレンジを鳴らします。
今回はグライコを使って細かく全域がフラットになる音を聴かせていただきました。
自分自身フラットが良いのは身に染みて分かっていますから、
その音楽性の高さに納得します。
石川さゆりの曲も最高でした。

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でも自分の好みとは少し違うのです。
それが確認できたのは、それらの機材をスルーした時のピュアなボーカルを聴いた瞬間、そのリアルな歌声に「ぞくっ」としたときでした。

他のメンバーの方々は逆の反応だったかもしれませんが、
自分の好みがはっきりと分かった瞬間でした。
確かにフラットでワイドな周波数レンジが良いのは私も同じなんですが、
そのためにダイナミックレンジを犠牲にするのは好みではないのです。

音源の中ではボーカルが最もDレンジが広いので、
余分に機材を通るとまるでリミッターがかかったようにまろやかな音に変わります。
それは聴きやすい音、聴き慣れたスピーカーからの音です。

コンサートでさえ殆どがスピーカーからの音ですからそれで良いのですが、
自分は、やっぱりDレンジが最優先のようです。
スピーカーよりも生の音。矛盾していますが、
そのためにBHの可能性があるんだと思っています。
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Stereo付録で新作8 オメガの例会で試聴

連日の土砂災害の報道で気が重いのですが、
昨日の土曜日は良く晴れたので、チャンスとばかりに塗装が進みました。
しかし、今日はオメガの8月例会の日。

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河野技研さんのStereoコンテスト機も聴けるチャンスなので、
私の新作コンテスト機RF303も持ち込んで、聴いてみることにしました。
午前中にユニットを仮止めして、仮の足やコンデンサー、
ワニクリップケーブルなどを用意して午後から出かけました。

最初は河野技研さんの発表。まだ写真は掲載できませんが、
いつも通り素晴らしい作り込みです。
小さなサイズですが重低音まで良く伸びた綺麗な音で、完成度は高いです。

あまり詳しくは書けませんが、私の作品とはかなり方向性が違います。
2番目が私の発表ですが、設置やネットワークのその場配線など、
もたもたと時間をとってしまいました。
試聴すると、ほぼ狙い通りの音が出ているようです。

途中Stereo誌付録の
「究極のオーディオチェックCD 2014」
の5番目の20Hz~20kHzのスウィープ信号を再生してチェックしました。

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「20Hzからだんだん上がっていくので、音になったら「ハイ」と合図してください。」
と協力して頂き、2回ばかし低域部分を再生するとCDPのカウンターで6秒辺りでの合図でした。
写真の照合グラフに当てはめると32Hz辺りです。

まずまずの低域端ですが、問題は高域の質感です。
この会場ではツィーターのカットを1.0と1.22μfさらに逆相、正相と試しましたが、
これぞ正解というものは決められませんでした。

私を含め5人の発表と遅れてもう一方こられましたが、
塗装の続きをやりたくて、終了後は急いで帰りました。

Stereo付録で新作7 やっと晴れた塗装だ!

お盆休みも終わったというのに、ここ中国地方は一向に天気が良くなりません。
海やプールを楽しみにしていた子供達もガッカリです。
仕方がないので諦めて方法を変更しての塗装工程に入ったのが昨日の午後です。

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強い下地を作りたくて、
浸透生の高いオスモカラー(エボニー)を買ってきてウエスで全面を塗り、
雨のかからない軒下に一晩放置していました。

四角いのは前作(RF276)用のベースです。
ノーマルクリアーしか使ったことがなかったのですが、
塗ってみて少し違うかなぁ(汗)と後悔。

しかし今日の午後になってやっと晴れてきました!
このチャンスを逃してはいけまいと早速、裏庭でスプレー塗装に突入しました。
(まだオスモカラーが乾ききっていないような気がしますが…)

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毎度面白くも何ともない絵です。

DSCN3920.jpg

この新作(RF303)のベースは三点支持のデザインにして
12mmコンパネの3枚重ねにしました。
水性ステインで着色し、オスモカラーのノーマルクリアーを塗って乾かしています。

ぼちぼち新作の名前を考えないといけませんが、まだ決め手がありません。

Stereo付録ユニットの新作6 バッフル対策?

ハタガネを使って強引に試聴してみて気が付いたのですが、
ツィーターのマウントに問題がありました。
バッフルはウーファー用の第1チャンバーとツィーター用の第2チェンバーの2枚に角度を付けて分けています。

DSCN3908.jpg

ウーファー用は15mmベニアを使いましたが、
写真のツィーター用のバッフルは12mmコンパネで面積もあり、
2つのスロートがあるためか、かなりの背圧がかかっています。

そのため、ツィーターユニットにも強力に波動が伝わり、
バッフル以上に振動しています。
高音が滲むような印象はこのためだろうか…と気になるので、
ユニット背面にカバーを付けることにしました。

といっても余分な容量は殆ど無いので、
2mm厚のソフトカーム(鉛の板)を使うことにしました。
木槌でとんとん叩きながら、
ユニットの形に合わせた小部屋が出来ました。

果たして効果があるのかどうか…。

Stereo8月号付録ユニットで作る新作5

音道壁は組み上がりましたが、天候が悪く1日放置して乾燥させていました。
今回、バッフルは後付けにするので側板で蓋をすれば内装がほぼ完成しますが、
その前に忘れてはならないのが内部配線です。

単純に空気室にターミナルを付ければ簡単なのですが、
リビングオーディオを名乗るからには、そうはいきませんね。
前作では3本のケーブルでしたが、
今回はウーファーとツィーター用にそれぞれ分けて4本(2組)のケーブルを埋め込むことにしました。

DSCN3903.jpg

これが結構難しい作業です。
昔はコンクリメントの様なものを使っていましたが、
最近ではホットボンド(グルーガン)を使っています。

ポイントは溝の中にボンドを充填した後、素早くケーブルをたたき込み、
さらにその上にボンドを盛り、後で余分をカットしますが、
ケーブルが浮いていると皮まで切ってしまうという失態をやらかします(泣)。

もっと良い方法があるような気がしますが…スキルが足りません。

DSCN3900.jpg

ウーファー用に5カ所の溝切りで赤黒ケーブル、
ツィーター用に4カ所の溝切りで黒ケーブルを別ルートで離して埋め込みました。
これで正相・逆相の切り替え実験にも対応できます。

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片チャンネルが終わったところです。
よーく見ると平行面がないことがわかって頂けるでしょうか…。

ホーンの曲がり角には大きめの空間が出来ていますが、
これがどんな働きをするのか(チェンバーとして働く?)が今取り組んでいる疑問です。
280cmまではfc20Hzで進み、そこから一気に開いて開口します。

Stereo8月号付録ユニットで作る4

天気を心配しなくて良い様にリビングにて付録ユニットBHを組み上げることにしました。

今回の型番はRF303ということで、個人的には初の3m超えのBHですが、
パッと見はBHには見えないようなデザインになる予定です。
高さ1mとまでは行きませんが、
単なるトールボーイではありふれていますから、少し工夫が必要です。

DSCN3872.jpg

とりあえず中身は前作のRF276とそっくりです。
夕べのうちに各音道壁に「揺らぎ補強板」を貼り付けておいたので、
すぐに組み立てには入れます。

DSCN3875.jpg

ところが前板と背板の外周りの板が酷く反っていて旨くいきません。
今回も板選びを失敗しています(汗)。
写真のように万力で逆曲げ放置してみましたが、ちっとも変わりませんでした。
力業で組むしかないようです。

幅と奥行きが一回り大きくなっていますから、
2台同時に組み上げて積み重ねる方法では、
ハタガネが短くてとどきません(ハタガネが小さい訳なんですが…)。
仕方なくゆっくりと1台ずつ組み上げることにしました。

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スコヤを当てながら1枚ずつ音道壁を貼り重石を乗せて固定していきます。
それにしても随分時間がかかりました。
でもリビングは快適で、蚊もいませんから幸せです。

Stereo8月号付録ユニットで作る3

ここ広島では平和記念式典の日ですが、朝からこんなに雨が降るのは珍しいです。
台風の影響とはいえ先週からずーっと雨が続いており、大雨と洪水警報が出ていました。

それでも午後からは雨も上がりやっと晴れ間ものぞいてきましたので、
夕方の明るいうちに一仕事しました。

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100均の6mm厚MDFでいつもの斜面化パーツ作りです。
本当は外観も斜面化して四角い箱から卒業したいのですが、
なかなかCWホーンの構造状、自分の技量では難しいのです。
でも見えない内部ならゴテゴテといろんな対策を施すことが出来るので
納得するまでやる様にしています。

音道そのものは「ゆらぎ補強材」が平行面を潰してくれますが、
音道の折り曲げ箇所には補強材が無く平行面が残ります。
写真のパーツはその平行面の対策で、側板内側の片面に貼ることで、
定在波を無くす効果を狙います。

100均のMDFは密度が低いのですが、
さくさくと削れるので強度を必要としないなら使いやすい素材です。
これで何とかパーツが揃いました。
やっと組み立てに進めます。

Stereo8月号付録ユニットで作る2

今日は昼からやっと雨が上り、蚊取り線香を焚きながら板材加工をしました。

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前作の幅76mm板の時は旨く切れていた木口の斜めカットですが、
幅100mmでは中々綺麗に切れません。
ちょっと間が空くと途端にスキルが落ちるのか?
集中力も足りません。

薄刃の胴付き鋸と手鉋を使った手作業ですが、
何とか全音道壁の板の加工は出来ました。

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スロートの穴開けは、これまた手回しドリルと回し鋸での手作業です。
適当な電動工具が手元に無い時は仕方が無いです。
随分小さなスロートですが、これでもやや大きめに作っています。

だらだらとやって、蚊取り線香が一巻き燃え尽きたところで終わりにして、
気分転換に鉋の刃研ぎをしました。
もちろん天然砥石での手作業ですが…。

雨天のためユニット対策

ややバテ気味で調子が出ないのですが、午後から板の木口加工をすることにしました。
しかしやり始めたとたん雨が降り始め、途中で大雨が軒先まで降り込んできたため制作は取りやめ。
いつものユニット対策に切り替えました。

DSCN3857.jpg

かといって特別変わったことをするわけではありません。
といって、あまり人に勧めるわけにもいきませんね。

ユニットへの対策は長岡先生も昔よくやっていたようで、
最近発刊された「現代に甦る究極のオーディオ 観音力」の記事の中でも見つけました。
60ページの2段目に
「ユニットのフレームにブチルゴムを貼る。磁気回路のリアプレートに鉛円板を接着する。マグネットにブチルゴムを巻く。(中略)等々。しかし、最近は何もやっていない。制作機種が多すぎて手が回らないし、不精になったこともある。…」

とまあ元に戻せる対策はどうってことはないのですが、
改造に近い対策となると禁断の世界かもしれません。
本来ユニットを鳴らし尽くした後でやることなので、
私の様にいきなりやるのはどうかと思います。

DSCN3862.jpg

まずウーハーのスチールフレーム裏の開口をペンチで曲げ広げる。
この時、歪みが起きないようにデジタルノギスで確認しながら徐々に加工しました。
フレームブリッジの内側が丸くなり、音反射の減少が期待でき、強度も増す。
外側に出来た窪みにエポキシパテを盛り、
厚みと強度を増すことで、風切り音を低滅させて、歪みをとる。
など音質向上が期待できる。

今回PW80一台に100円ショップのエポキシパテ一個(14g)で丁度良い量でした。
ツィーターのPT20にはホットボンドのスティックを半分にスライスしてフレーム裏の隙間に詰めてみました。
これはフレームが背圧を受けるのを避けるためですが、
これは良い効果は無い様な気がします。

Stereo8月号付録ユニットで作る

新作で真っ先にやるのは、このところユニット対策が多いのですが、
実はその前にアイデアスケッチをしています。

ここでは紹介できませんが、まずイメージを大切にしています。
オメガのコンテスト機の兄貴分のような一回り太くしたトールボーイBHです。
イメージが出来たら、次に設計図、そして実物大側面図、
それから板取図を描いて、やっと板の裁断に入りますが、今回は設計図を省いています。

DSCN3856.jpg

写真は主に9㎜合板部分のパーツで、音道壁部分を構成します。
この他12㎜コンパネによる外装も切り出していますが、
雨のため、まだ車の中(笑)に放置しています。

まだ細々とした補強パーツが出来ていませんが、
とりあえず、板の木口の斜めカットから手作業を始めます。
明日は晴れるかなぁ…。
プロフィール

アールefu

Author:アールefu
バックロードホーンに魅せられた自作歴30年のクラフターです。
低コストで高音質な音をリビングで楽しむために日々取り組んでいます。

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