M800の検証

北山さんから貴重なコメントをいただいたので、
改めてM800を検証してみようと思います。
ただこれは私の妄想かもしれないので、話半分に捉えてください。

DSCN5341.jpg

今回のM800のユニット構造を見るとコーンとセンターキャップの密着一体化に合わせて
ゴムエッジでダンプするという構造です。
コーンの振動は内部損失に関わるはずですが、アルミの内部損失はある一定の衝撃を越えると変化します。

例えばアルミフレームのバイクでは最初はしなやかなんですが、ハードな運転で硬性がアップします。

以前FF85K のセンターキャップでも音質変化を経験しましたが
このM800 の薄いコーンはそれが顕著に出るのかもしれません。
エボルチオも一時期、素晴らしい立体音像を再現してくれましたが、
今はもう印象が変わっています。

これは錯覚ではなく、河野技研さんも「エージングで変な方向に変化した」と云っておられます。
もうひとつ
BHの動作としては、Q0 の高いユニットは空気室容量がシビアになることです。
これは以前Jacaranda(付録のスキャンスピーク5cmで作ったBH)の改善
空気室を僅か40ccの拡張で激変し、バランスが整いました。

大きめに作った空気室を縮小していくのは容易いですが、
逆に拡張していくのは経験が少ないので気が付きにくいポイントかもしれません。

中・高域の変化はユニット由来のものが多いと思いますが、
低域の変化は箱の構造や材質に大きく由来すると思っています。
さらに、この箱のエージングはユニットの口径が大きいほど分かりやすい変化が出るように思います。

さてこのM800は、どうしたら繊細感が戻ってくるか…難しいなぁ。
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コンテストの余韻

stereo誌のコンテストでは個人的に採点をしていたのですが、
試聴での一番は河野技研さんのK-79 Full Metal Armourです。

IMG_3510.jpg

それについてはオメガの会での凱旋発表を待つことにして、
気になったのは私と同じ展示分の作品「つづら」。

IMG_3517.jpg

第98回オメガの例会(4月)の時に参加された北山さんが制作された作品です(写真左の機)。
会場で作品のレポートを頂いたので、それを詳しく見ると実に素晴らしい。
本人は「低域が出過ぎて…」といっておられますが、
確かにそうなるであろう効率の良さがありそうです。

ユニットの対策は私とほぼ同じ、スロート面積もほぼ同じ(私は9平方センチ)。
理想的な不対面の空気室の外側に吸音材を積めた二重壁の空気室
と平行面のないホーン構造など、設計が素晴らしい。

大きく違うのは開口率で、1.12のカットオフ30Hz。
私のは開口率1.076のカットオフ20Hzなので低域の重心が違う。
クロスオーバーも私の方が少し低く120Hzで空気室も0.1リットル大きい。

仕上げの美しさは私の作品を越えていましたし、
機会があれば鳴らし比べをしてみたい作品です。

エボルチオ帰還でまた超満員

コンテストから昨日帰ってきたエボルチオの梱包を開けると…
2台共に脚が破損していました。

DSCN5334.jpg

丸棒にアルミ素材っぽく塗装したものなんですが、8本の内3本が破損。
アルミ棒で作っていればこんなことにはなっていないでしょう。
輸送時に、下方向へかなりの衝撃が加わったようです。
せめて横からネジ止めすべきだったかな。

昨夜、ボンドとクリップで固定して修理完成。
早速、音を聴くと、やっぱり寝ぼけたような音。
いままで錯覚だったのか、ユニットがへたったのか、おそらく両方のような気がしてきました。
FE83solにでも入れ換えてみようかな。

DSCN5338.jpg

再び超満員のラボですが、自分が入ると写真が撮れないのでセルフでの画像です(汗)。

〈追記〉
あれ?
ボリュームを上げると激変…
ゲインを上げると元気良く鳴りますね。
このM800は小音量時には寝ぼけていて、パワーを入れると激変する様です。
エボルチオには吸音材を入れていないので、エージングでこの性格が顕著になったのかもしれません。
繊細感は逆に後退したように感じます。

コンテスト会場で、いつもよりゲイン高めで行われたのは、これを想定してのことだったのでしょう。
ただ、丁度良い音量というのがあるようで、それに填ると魅力的な音になります。
意外とこんなところに落とし穴があったのかも。

Stereo誌の自作スピーカーコンテスト

IMG_3502.jpg

23日(金)に音楽之友社ホールで行われたコンテストも、もう7回目なんですね。
クリスマス直前のこの期日が関係あるのか無いのか、
今年はいつもより人出が少ないようです。

IMG_3528.jpg

…と記事を書きながらも何だか気が乗らない。

IMG_3596.jpg

一気に省略しますが、反省会の名目で、自作メンバーが集まってのOFF会の様子です。
私は写っていませんが、6人で夕食。豪華メンバーです。
これが一番楽しかった。

翌日、コ○ズミ無線で再会した福田さん達と知り合いに成れたのが、唯一の成果でした。
自作仲間のネットワークが広がると良いですね。

さて今日は、オメガの会(第102回例会)の年末集会と忘年会です。
(まだ準備が整っていません間に合うかなぁ…)

音響レンズはこれで打ち止め…

今月25日にはオメガ会の第3回年末集会が開催されます。第102回例会も兼ねています。
本当に良く続いています。
お近くの人は要項をご覧になり、参加されてはいかがでしょうか。

そういう私自身もまだ準備が出来ていません。
案がいくつかあるのですが、今日はそのひとつ…

DSCN5328.jpg

忙しくてそのままになっていた音響レンズの仕上げです。
これ以上の精度は自分のスキルでは無理ということで、
ゴールドのスプレー塗装で完成とします。

DSCN5331.jpg

完成度(ルックスのみ)が上がったと思えるのは私だけかもしれませんが…
後はこのハーツフィールド・ナノをいかに鳴らすかを考えています。

出番はルックスだけに…

IMG_0739.jpg

stereo誌の自作スピーカーコンテスト、残念ながら2次審査は通過しませんでした。
20作品というワクは厳しいなぁ…
匠部門としては何作品が通過できたのか気になりますが、音を聴いての審査なので諦めも付きます。
ところが、さっさと送り返してくれるのかと思ったら、展示のみの発表だそうです。

しかも今年も昨年と同様「来場者が選ぶ№1スピーカー」をするそうですが、
※展示のみの作品も対象…になっています。ルックスだけで勝負…?
なんだか複雑な気分です。
未だに、作った私自身、デザイン的に良いのか悪いのか良く分かりません。

悪あがきですが、設計図だけでもアピールしておこうかなとアップしました。
必然的にこんな形になったのですが、
前面にあるダミーのダクトはデッドスペースを利用した持ち運び用の取っ手です。
ここのアイデアだけはちょっと自信があります(笑)。まあ、音には全く関係ないのですが…。
プロフィール

アールefu

Author:アールefu
バックロードホーンに魅せられた自作歴30年のクラフターです。
低コストで高音質な音をリビングで楽しむために日々取り組んでいます。

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