fc2ブログ

コンテスト受賞機RF211からの発展…

来週発売のStereo1月号にはRF211ドルビーの設計図が掲載されると思いますが、
A42枚のレポートで応募していたので、分かりにくいと思います。
一部改造した部分もあり、少し説明を加えながら次期作を考えてみました。

先ずバッフルの傾斜は、ユニットの中途半端な高さ対策なんですが、
あの音楽之友社のホールは壁が内側に向かって傾いており、音が上に広がりにくくなっています。

IMG_9507.jpg

大理石の壁の反射を考えた音響づくりですが、
楽器とは違い、直進性の強いスピーカーには不利な気がしていました。
それを少しでも改善するために、ホールの壁と同じくらいの傾斜を持たせています。

DSCN4581.jpg

内部は組み上がった後で赤い斜線のように板を追加して第1空気室の容量を縮小して、
最終的には実効で1リットル位になっています。
第1スロートは大きめに見えますが、左右に分かれているためで、第2スロートとほぼ同じ15平方センチです。

これが一番の悩みで、同じで良いのか変えた方が良いのか。
変えるならどちらを大きくすべきなのか…といった多くのパラメーターがあります。
匠のkenbeさんのように試作を量産する技量も予算も無いので、直感に頼っているのが現状です。

この2連空気室構造はホーンとユニットのクロスオーバー周波数を下げるためで、
吸音材を全く使わないBHを実現するためです。ホーンを斜めに小刻みに折り返しているのも、
内部の平行面を排除し、駆動力の弱いユニットでも制御しやすくするためです。

水色の板はブリッジ補強板で、ほぼセンターにありますが、
左右に傾斜させることで側板の平行面を無くしています。これを「ゆらぎ組み立て法」と命名しています。

黄色い部分は板そのものの厚みを傾斜させたものを貼り付けたり、斜めに空中配置した板で、
「ゆらぎ反射板」です。 これらをもっと簡単な構造にしていくのが今後の課題です。

フルレンジの魅力は広いダイナミックレンジ(小さな音から大きな音へと瞬間的に再生できるその振れ幅)であり、
吸音材やネットワークは確実にそれを蝕むものという認識と経験をもっています。
生の音と再生音の決定的な違いがそこにあります。
しかし今回は最終的にスマホくらいの大きさのハイブリッド吸音材を開口付近に使っています(汗)。

実は、個人的にはこれが今回一番の成果ですが、
ここではまだ内緒にしておきます(それ程のものではないか…)。まだまだ分からないことばかりです。
スポンサーサイト



コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

アールefu

Author:アールefu
バックロードホーンに魅せられた自作歴40年のクラフターです。
低コストで高音質な音をリビングで楽しむために日々取り組んでいます。

最新コメント
リンク
最新記事
最新トラックバック
検索フォーム
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

新RFリビングオーディオ
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

カレンダー
02 | 2024/03 | 04
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 - - - - - -
月別アーカイブ
RSSリンクの表示
カテゴリ