コンテストの余韻

stereo誌のコンテストでは個人的に採点をしていたのですが、
試聴での一番は河野技研さんのK-79 Full Metal Armourです。

IMG_3510.jpg

それについてはオメガの会での凱旋発表を待つことにして、
気になったのは私と同じ展示分の作品「つづら」。

IMG_3517.jpg

第98回オメガの例会(4月)の時に参加された北山さんが制作された作品です(写真左の機)。
会場で作品のレポートを頂いたので、それを詳しく見ると実に素晴らしい。
本人は「低域が出過ぎて…」といっておられますが、
確かにそうなるであろう効率の良さがありそうです。

ユニットの対策は私とほぼ同じ、スロート面積もほぼ同じ(私は9平方センチ)。
理想的な不対面の空気室の外側に吸音材を積めた二重壁の空気室
と平行面のないホーン構造など、設計が素晴らしい。

大きく違うのは開口率で、1.12のカットオフ30Hz。
私のは開口率1.076のカットオフ20Hzなので低域の重心が違う。
クロスオーバーも私の方が少し低く120Hzで空気室も0.1リットル大きい。

仕上げの美しさは私の作品を越えていましたし、
機会があれば鳴らし比べをしてみたい作品です。
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

Re: No title

北山さん
貴重なコメントありがとうございます。

長くなりそうなので私なりの見解を記事にしてみました。

ユニット対策はほぼ同じなので
チャンスがあれば「つづら」と「エボルチオ」の聴き比べをしてみたいですね。

No title

画像と共に過分なお言葉をいただき、大変恐縮です。
しかし、2重バッフルのMDF部分の仕上げは特にお粗末で、全然美しくないです‥‥。

「つづら」は開き率一定のコニカルホーン+228cm2の開口で確かにホーンの効率は高く、
ユニットがFEであれば調整なしでもう少しバランスがとれたかも知れません。
スロート部分に吸音材を使った結果 ホーンからの中音の漏れをかなり減らすことが
出来ていますが、BH特有の音色の形成に関わる要素も取り除いてしまったのか、
BHらしからぬヨーロピアンサウンド(?)になったと感じています。
しかし、調整の過程で多くを学べましたことが最大の収穫でした。

是非、ホーンを開口部で大きく絞ることでフラットを実現された(と予想しております)
エボルチオとの鳴らし比べをさせてください。



蛇足ですが、私は昨年のP1000のコンテスト機で「ユニットのエージングが進むにつれて、
BHとして動作する下限のfxが変化する」という現象を経験しております。
fxを下げていくと純粋なBHではなく共鳴管のような音が混ざってくるのですが、
その境界の周波数がエージングにつれて上昇し、徐々に空気室を狭めてfxを上げてやる
必要が生じたのです。
fx=120Hz辺りで発生した事例でしたので、エボルチオの音の鮮度が鈍ったことと関係
しないかと思い、書かせていただきました。
プロフィール

アールefu

Author:アールefu
バックロードホーンに魅せられた自作歴30年のクラフターです。
低コストで高音質な音をリビングで楽しむために日々取り組んでいます。

最新コメント
リンク
最新記事
最新トラックバック
検索フォーム
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

新RFリビングオーディオ
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
月別アーカイブ
RSSリンクの表示
義援金募集
FC2「東北地方太平洋沖地震」義援金募集につきまして
カテゴリ